みなさんにご報告があります。来年夏の参議院選挙で、北海道選挙区から立候補(日本共産党公認)することを決意しました。今日、道庁内の道政記者クラブで、記者発表しました。
参院北海道選挙区からの立候補は前回(2013年)に続いて2回目。2012年の総選挙、今年4月の道議選に続いて4回目の立候補です。前回の参院選では多くの方々に支えられ、27万2,102人の道民のみなさんにご支持をいただきました。
初めて国政に挑戦したときから感じているのは、有権者の代表として立候補することの重みです。もちろん一定の条件を満たせば、誰もが立候補することができるわけですが、実際はなかなかそうはいきません。しかも、日本共産党からの立候補となれば、責任は重大です。力及ばず、バッジを着けることができなくても、有権者のみなさんから託された願いを国政に届けるために、微力ながら活動してきました。
いま、安倍政権の暴走が目に余ります。いうまでもなく、主権者は私たち国民です。しかし、安倍政権は国民の声を聞こうとせず、国民の願いと反対の方向に突っ走っています。民意に背く政治に、未来はありません。
国民の苦難軽減を「立党の精神」に掲げ、日本の民主的改革を提案している党として、一刻も早く、安倍政権を終わらせなければならない。そのために、正面から対決できる日本共産党の国会議員をさらに増やし、参院の北海道選挙区でも必ず議席を勝ち取りたい――。その思いで、立候補の要請を引き受けさせていただきました。
もうひとつ、この時期に立候補を決意した理由は、やはり「戦争法案」の存在です。4月の道議選からまだ2カ月弱。ですが、法案の審議は待ってはくれません。昨日の衆議院の憲法審査会でも、政府与党が推薦した参考人を含めて、全員が「憲法違反」だという認識を示しました。「戦争法案」は、日本国憲法をもつこの国で、あってはならない違憲立法です。アメリカが引き起こす戦争に、いつでもどこでも自衛隊が参戦、支援する「戦争法案」は、廃案にするしかありません。
さらに安倍政権は、来年の参議院選挙の後、改憲を発議することも明言しています。基本的人権を制限し、憲法のうえでも、日本を『海外で戦争する国』にするのがねらいです。アメリカに追随し、戦争への道へ突き進む――安倍政権の暴走にストップをかける一番の力は、日本共産党の躍進です。『戦争する国』ではなく、憲法9条を生かした平和外交で、『戦争を止める国』になれるよう、私、森つねとを国会へ送っていただきたいと思います。
日本をアメリカに売り飛ばすTPP(環太平洋連携協定)や原発の再稼働、「正社員ゼロ」「残業代ゼロ」の異常な社会に変えてしまう労働法制改悪の問題など、課題は山積です。どの問題もいささかも軽視することはできません。
一方で、米軍の新基地建設をめぐる沖縄のたたかいや、『都構想』をめぐる大阪のたたかいに見られるように、住民を挙げた運動が、暴走政治を確実に追い詰めています。「戦争法案」反対の国民的な運動がさらに広がれば、安倍政権にとって致命傷になる可能性があります。歴史の大きな分かれ道に立ついまだからこそ、これらの課題の「一点」での共闘を広げ、安倍政権を倒す先頭に立って奮闘するとともに、国民の声が生きる、新しい政治の実現にむけて、全力を尽くします。
来年夏の参院選では、比例代表の予定候補として北海道・東北地域で活動している、いわぶち友さん共々、国政の場へ送り届けていただきますよう、心からご支援をお願いいたします。
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