立候補表明の記者会見の後、すぐに道内各地での行動に走ったので、挨拶回りが遅くなりました。昨日、民主団体などを訪れ、ご挨拶させていただきました。
「勝たないといけない選挙ですね。がんばりましょう!」
「(比例予定候補の)いわぶちさんもそうだけど、森さんも必ず国会へ行かないと」
「選挙が続きますが、体に気を付けてください」
自らの要求と結んで安倍政権の暴走を食い止めようと日夜、体を張って活動されているみなさん。急な訪問にも関わらず、どこでも温かく、そして力強く迎えていただき、身が引き締まる思いでした。
あるところでは、事務所に入ろうとした瞬間、若い男性のAさんが飛び出してきました。「あ、お久しぶりです」と声をかけると、私の目をまっすぐに見て手を握ってくれました。
忘れもしません。前回の参院選のときにもお会いして、私にこんな言葉をかけてくれました。
「体を大切にしてください。森さんは私たちの‟希望‟なんですから」
こんな心に染みる言葉を他人にかけられるAさんは、きっとご自身もさまざま苦しみを経て、前向きに生きようと努力されているのだと思いました。
事務所を一回りさせていただき、車に乗り込もうとすると、Aさんが息を切らして駆け寄ってきました。「間に合った」「使ってください」といって差し出してくれたのはビニールに包まれたネクタイ。わざわざ外に出て、用意してくれたのです。
黒を基調とした落ち着いた柄のネクタイを見てみると、クリーニング済のタグが。ご自身のものか、あるいはリサイクル店の品か。新品のネクタイをいただくことがありますが、中古のものはめったにありません。Aさんの思いがこもったこのネクタイは、決して忘れることはないと思います。大切に使わせていただきます。
悩み、苦しみながらも、こうした人々に支えられ、私は活動することができています。いっしょに『希望』をつむいでいきたいと、初心を思い起こすことができました。
夕方からは、「反戦!廃案!『戦争法案』フライデー・アクション」に参加してデモ行進。その後は、道庁前の「反原発抗議行動」でマイクを握り、安倍政権による福島の切り捨てと一体の原発再稼働、輸出の動きを批判。「人々の苦しみのうえに成り立つ政治は、民主主義とは無縁です」「おかしいことはおかしいと声を上げ続け、民主主義が根付く社会をつくるために、みなさんと力を合わせます」と訴えました。
旭川から参加していた若者との出会いも。「数合わせになれば」と謙そんしながら、力いっぱいコールする姿に元気をもらいました。
「戦争法案」も原発再稼働の問題もいまが正念場。悪法強行のための会期延長は許されません!
[2回]
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