6月5日の記者会見の翌日から、深川→日高→釧根→十勝と、さっそく全道を歩きました。途中から参院比例予定候補のいわぶち友さんと合流。地域の現状について調査・懇談を重ね、「日本共産党をさらに大きくしたい」との思いを強めました。
深川は市議選の応援。14日の投開票で、和田ひでたか、松原かずお両候補が当選し、現有2議席を確保、新旧交代を果たしました!中学校卒業までの医療費無料化を実現し、市民とともにJR深川駅のエレベーター設置を求める運動に取り組んでいる両氏。公正・清潔な市政をめざしてますます活躍されることを期待しています。
日高での行動は、JR日高線の災害現場の調査です。真下紀子、宮川潤、菊地葉子の各道議と視察。同路線は今年1月の高波で護岸などが破損、ほとんどの区間が不通のままで、通学など住民の足に大きな影響が出ています。海岸線に沿って走る日高線は、陸側の崖と、日本海の荒波という厳しい条件のもとで運行していますが、必要な補修が行われないまま老朽化がすすみ、高波で大きく破損したものです。抜本的な対策のためには国の支援も必要ですが、JR北海道には1日も早い全線復旧を求めたいと思います。
日高からその日のうちに釧路へ。それにしても道のりは遠い・・。北海道の広さをあらためて実感します。ここで、いわぶち友さんと合流!いつも明るい、いわぶちさん。元気をもらいます。
釧根地域では、ロシア200㌋水域でのサケ・マス流し網漁の日ロ交渉が難航し、漁業への影響が深刻な問題になっています。もし同水域での流し網漁が禁止された場合、道東経済への影響額は250億円に達するとの試算も出されており、そのうち根室市への影響額は約8割にものぼります。
根室市や漁協、千島連盟のみなさんと懇談。根室漁協の濵松慧祐専務は開口一番、「厳しい状況」だと語りました。「4月~12月の通年で雇用しなければならない。サケ・マスの漁に出られなければ、来年以降、サンマも出られなくなるかもしれない」「原魚がないと、加工業も大変になる」と危機感をあらわに。この間、減船・廃業で組合員が減少の一途をたどっているといい、「もう漁に出られる海面がない。続けることができるか心配」と表情を曇らせました。帰り際、「島が返ってくれば・・」とつぶやいた濵松専務。戦後70年経っても解決していない領土問題が、漁業にも大きな影を落としています。
最終的に、日ロサケ・マス交渉は合意に至ったものの、日本の漁獲枠は前年の3割以下。しかも、ロシアでは200㌋内での流し網漁を来年から禁止する法案が審議されています。安倍政権には、日本の食卓と漁民のみなさんの暮らしを守る立場で、しっかりと交渉にあたってほしいと思います。
釧根・十勝地域では3市5町で、自治体や商工会、農協、漁協、マスコミのみなさんらと懇談しました。とくにTPP(環太平洋連携協定)の問題では、どこでも「国民みんなの問題なのに情報がない」「国会議員すら知らされないのはおかしい」と怒りの声が出され、「(交渉は)妥協しないでほしい」「再生産可能な農業に」との願いが寄せられました。屋内での大小さまざまな「つどい」や街頭宣伝も行われ、「アメリカの労働者からも反対の声が上がっています。多国籍企業だけがもうけをあげるのがTPP。ただちに交渉から撤退を」と訴えました。原発や「戦争法案」に反対する市民団体のみなさんとも懇談し、エールを交わしました。
たくさんのみなさんと意見を交わした今回の行動。とりわけ若い世代のみなさんとの交流は勇気をもらいました。これまで以上に日本共産党への期待も感じています。これからの活動にしっかりと生かしていきたいと思います。
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