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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

5歳の誕生日

息子が先日、5歳の誕生日を迎えました。

身体も心もぐんぐん成長中の息子です。食事のときは「ニク!」「サカナ!」と求め、がっつり系ですが、野菜でも何でも好き嫌いなく食べ、牛乳も大好物。大人並みに食欲があり、外遊びも大好きです。

この1年間で12㌢も身長が伸びて1㍍を超えました。

まだまだ甘えたい年頃で、「だっこ!だっこ!」とせがみ、自分が連れていってほしいところに誘いますが、体重は軽いのでしばらくは抱き抱えられそうです。

明るく、よく笑い、マイペースなようで相手の様子や場の雰囲気をよく見ています。家族のなかでも、妻には遠慮のない甘え(絶対的な安心感ですが、受け止める方は大変)、私にはほんの少し遠慮して甘え、心細いときほど頼ってきてくれます。

少し前まで、会話を通じた意志疎通はほとんどできませんでした。それでも、教えた単語はすぐ覚え、私が話した言葉をしばらく後に口にしている様子を見て、その場での会話は成立していなくても息子の心に私の言葉は届いていると思えるようになりました。

それ以来、今まで以上に息子に気持ちを込めて伝え、反応を観察するように。そうしたなかで、散らかした物を「元の場所に戻してね」と声をかけると、自分で取り出した物を運び、片付けられるようになりました。

息子は寝る前に近所を眺めるのが好きで、私を窓際に誘います。つい先日、「今日はもう明かりが消えているね。お仕事や学校で頑張っていたのかな」と私が言うと、「おつかれさま~」と口にしたことには驚きました。思いやりの心が育っていることは何より嬉しい。

今から5年前、息子は658㌘で生まれました。

緊迫した雰囲気のなかで手術室から出てきた息子の姿に言葉を失いました。生まれた瞬間から死を意識せざるを得なかったのです。

毎日病院に通い、たたかう息子を記録し続けました。「この子が生きている証を残そう」と始めたことでした。そのときの動画を久しぶりに家族の誕生会で視聴しました。元気に歩き回る息子の姿と見比べると、思わず込み上げます。

「昔だったら助からなかったね・・」。そんな言葉が家族から漏れました。最新の医療技術と、医師や看護師のみなさんの献身的な支えがあったからこそ生きられた命です。

いま新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで、医療従事者の方々はリスクを抱えながら患者さんと向き合われています。それなのに、防護具も予算も足りず、経営危機に直面している病院もあります。

関所のようになっているPCR検査と、一時は崩壊寸前にまで陥った医療体制のもと、自宅で我慢した感染者が命を落としたり、入院できずに福祉施設で最期を迎えた高齢の感染者もいます。悔しくて仕方ありません。

財界のもうけを優先し、もうけにならない医療や福祉を削ってきた政治を今こそ変えなければ。

子どもも高齢者も、障害がある人もない人も、男性も女性もそうでない人も、すべての命を支える政治へ。分断ではなく連帯の社会を。

生きているすべての人に対し「お疲れさま」の気持ちを持って支えることこそ政治の役割だと、5歳の息子は私に教えてくれています。

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人と人とをつなぐ力に

みなさん、いかがお過ごしですか。

かなり久しぶりに投稿します。「姿が見えない」と、心配していただいた方もいるでしょうか。もし、そんな方がいらしたら、心から感謝します。

私はともかく、「お子さんは元気?」とお気遣いの言葉をたくさんかけていただいております(笑)

息子も私も、元気です。

ただ、少~し、忙しくしていました。

1月には第28回党大会に参加させていただきました。私たちの日々の活動は、世界と未来につながっていると実感することができました。

先月からは、党札幌中央地区委員会の委員長の任務を引き受けることに。

新体制のもと、頼りない私を支えようと、役員のみなさんの猛奮闘により、先月は貴重な前進を築くこともできました。私自身のいっそうの奮闘は当然のこととしても、こうしたチームワークは大事にしたいと考えています。



そんな矢先に深刻化した、新型コロナウイルスの問題。

私は議員ではありませんが、長く候補を務めていると、いてもたってもいられない衝動に駆られるときがあります。今回も自然と現場に足が向きました。

消費税増税で必死に耐えてきた中小・零細業者のみなさんは、お客さんの激減に悲鳴を上げています。「融資を受けたいけれど、借りても返せる体力がない」と、倒産・廃業の危機が広がっています。

安倍首相による「全国一律休校」要請の一方、「原則開所」の方針で困惑する学童保育所の指導員は、「マスクも消毒液も足りない」と、万一の感染とバッシングに怯えています。

難病患者のみなさんも、マスク不足で「心が折れそう」と不安を隠せません。自己免疫が低下していたり、透析患者もいるなかで、「いつ入手できるか、見通しだけでも知りたい」と切望します。

共産党の強みのひとつは、草の根の党組織を持っていること。

私自身が歩いて得た情報だけでなく、職場や地域、学園で生活する党員のみなさんから刻々と現場の実情が寄せられます。こうした生の声をもとに、国や自治体に要望したり、政策にすることを急ぎたいと思います。

ところで、息子の近況は?

早いもので今年、5歳になります。



体は小さいのに、食欲旺盛。大人と同じくらい食べられます。徐々に身長も伸びてきました。
お調子者で、体を動かすこと、絵本や雑誌を読むのが好きです。

最近、特に気に入っているのはピアノを弾くこと。最初は一音一音、確かめるように弾いていましたが、色んな音を組み合わせて独創的な音色も奏でるようになりました。さながら小さなジャズピアニストです。

発達は遅れていますが、息子の楽しいこと、つらいこと、腹が立ったことに共感することを何より大事にしています。息子自身が他者との共感を求めているからです。

たくさんの時間はとれないけれど、だからこそ、息子と接するときは心の微妙な変化を読みとり、分かりあう。穏やかに接する。すると、たいていはスムーズに寝てくれます。そうでないときもありますが(笑)



こんなにも愛おしい命が、ちっぽけなものだと感じてしまうような社会において、だめな自分を含めて丸ごと愛おしく感じられる人になってほしい。そうすれば、きっと、人と人とをつなぐ力になれることでしょう。

家族に、支えてくれているすべての人に感謝し、明るく、元気に生きていきたいと思います。またお会いする日まで。

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74回目の終戦記念日

今日は74回目となるアジア・太平洋戦争の終戦記念日です。

党札幌中央地区委員会は毎年この日に街頭宣伝を行っていますが、今年は紙智子参院議員、はたやま和也・前衆院議員を迎えて訴えを行いました。お子さん連れの千葉なおこ市議の姿もありました。

「戦争はある日突然、始まるわけではありません」



日本の現状と重ね合わせた、はたやまさんの訴えが胸に響きました。

戦争の惨禍と反省から生れた憲法9条を守り、生かす道を歩むのか。それとも、再び「戦争する国」にしてしまうのか-。一人ひとりの意志と行動が鋭く問われる時代です。

「私たちの力で安倍政権を解散・総選挙に追い込み、市民と野党の共闘の勝利を」



紙議員の訴えに、私も決意をあらたにしました。

11日には毎月欠かさず行っている原発ゼロ宣伝を実施。訴えの最中、たくさんの激励のアイコンタクトが寄せられました。

息子や家族とともに墓参りにも。みなさんも、事故などに気を付けてお盆をお過ごしください。

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「さあ、変えるよ!」

党札幌中央地区委員会として、街頭から参院選の結果報告を行いました。笑顔で会釈してくれる人、車の窓から手を伸ばし「赤旗」見本紙を求める人など、いつも以上の注目を感じました。

日本の命運がかかった歴史的な参院選で日本共産党に願いを託された有権者のみなさん、統一地方選からの連続選挙で猛奮闘されたみなさんの姿に、胸がいっぱいです。

中央区では、比例代表選挙で1万859人(得票率10・21%)からご支持をいただき、2017年総選挙と比べて1650票、得票率2・11%前進、比例4議席、紙智子4選の力になりました。比例票は、自民、立憲民主に次いで第3党です。

選挙区のはたやま和也候補は、残念ながら次点で議席に届きませんでしたが、1万2683票(11・86%)を得て、2016年比で3293票、2013年比で1907票それぞれ上回りました。



はたやま候補を推薦した新社会党のみなさんをはじめ党派を超えた支援が広がり、市民有志が「はたやま和也応援市民クラブ(札幌中央)」を結成、自主的に応援する動きも大きな力となりました。

「年金もらえるか不安。給料が少なく、貯金はできない」。年金や消費税、雇用、学費・奨学金、憲法など党の先駆的な提起は、将来不安をつのらせる若い世代からも共感を得ることができました。一方で、すべての有権者に希望を届けられる自力強化の必要性を痛切に感じた選挙でもありました。

次はいよいよ、総選挙。勝利・躍進のために強く大きな党づくりへ、みなさんのお力をお貸しください。「さあ、変えるよ!」。

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4歳の誕生日

「おかぁしゃん、どこいくの」

数日前、妻が買い物に出かけようと準備していたとき、息子が話した言葉です。しっかりとした発声で、しかも伝えたい思いを表現していることに驚きました。

これまでも、見たもの聞いたことを単語で言い表すことはできましたが、自分の思いをまとまって話すことはあまりできませんでした。画期的な変化です。

あのとき、こんな姿は想像すらできませんでした。

4年前の昨日、息子が誕生しました。

「お子さんの元気がなくなりました。これから手術します」



事務所で仕事をしていたとき、病院から私の携帯に突然、電話が入りました。

出産予定日より3カ月も前。心を落ち着かせながら急いで病院に駆け付けると、ちょうど妻がオペ室に入る直前でした。「大丈夫、大丈夫」と手を握って送り出したものの、待ち時間はとても長く感じました。

しばらくして、保育器の中に入った息子が慌ただしく出てきました。「生きていた」と喜びも束の間、その姿を見て言葉を失いました。「小さい・・」。

泣いてはいるけれど、声は聞こえません。苦しみの表情に胸が押しつぶされる思いでした。658㌘でした。

あの日から4年。毎日が奇跡でした。

あらゆる息子の営みは、すべて生きるためのもの。その一つひとつに感動しながら、家族で喜びを共有してきました。



同年代の子より、だいぶ体は小さいけれど、保育園ではクラス一番の食いしん坊です。外で元気に歩き回ることや、絵本や雑誌を食い入るように見つめて″情報収集″することが大好き。歌を歌うのもとっても上手です。

一方、成長と発達のための治療や訓練は続いています。たくさんの方々の支えが今でも欠かせません。

同年齢の子にとっても、息子は″守ってあげる″対象のようで、「抱っこしてあげる」と声がかかります。親としてはとってもありがたいけれど、ちょっと″お節介″と感じるようになったのも成長です。

そんなお友だちからも刺激を受けて、懸命に知識を吸収しようと、気になる絵本や雑誌を持って私の膝に座ったかと思うと、私の指をつかんで「これ、これ」と言って物の名前を尋ねます。

ことあるごとに私の指をつかみ、自分の好きな場所まで引っ張ります。嬉しい思いを共有したいのでしょう。満足するまで付き合います。

そういえば、生後間もないときも、保育器のなかで私の指を強く握ってくれたっけ。「ちゃんと生きているよ。ずっと見守っていてね」というメッセージだと受け取りました。

あの日も、今も自らの意思で歩み続ける息子。その姿に励まされてきたのは、他でもなく私自身です。

生まれてきてくれて、ありがとう。
生きていてくれて、ありがとう。
これからも、ずっと見守っているよ。

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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