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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   
カテゴリー「伝えたい声」の記事一覧

10歳の誕生日

少し前のことになりますが、息子が10歳になりました。息子は誕生会が大好きで、「ハッピーバースデー」の歌を歌うと喜び、何度もリクエストして拍手します。

息子の誕生日は私たち家族にとっても特別な日です。今から10年前、早産で生まれた息子は658㌘でした。慌ただしく手術室から運ばれてきた息子はあまりにも小さく、とっさに写真を撮りました。生きていた証を残しておかなければという思いからだったと思います。泣き声も聞き取れないほどか細い声でした。

参議院選挙の少し前で、北海道選挙区から立候補を表明したばかりの頃でした。立候補の辞退も考えましたが、「やれるところまでやってみよう」と無我夢中で育児と活動の両立を模索し、家族と仲間が支えてくれました。

毎晩、息子のいる病院に通って、医師と看護師の方々から経過説明を聞き、綿棒にほんの少し母乳をつけて飲ませたりしました。NICU(新生児集中治療室)での生活は3カ月に及びましたが、24時間、細心の注意を払い、献身的に治療と介助をしていただいたおかげで無事退院。看護師の方々も一緒に泣いてお祝いしてくれたことを昨日のことのように覚えています。

その後も何度も入退院をくり返しましたが、一歩一歩、丈夫な身体になっていきました。しかし、この10年間の歩みは決して平たんなものではありませんでした。それは息子にとっても、家族にとっても、模索と葛藤、格闘の日々でした。

息子は人との関わりを強く求めていますが、言葉を使って自分の意思を伝えることがあまりできません。本人にとってはストレスで、なるべく理解しようと心がけて対応しますが、わかってあげられないこともあります。

そんな息子が最近、新しい言葉を覚えました。「おでかけ」です。身体を使った遊びや外に出ることが好きな息子。「おでかけしようか」と言うと満面の笑みで喜びます。ところが、自分で言うと、どうしても「おかけで」になってしまう。私との間では十分通じますが、日頃あまり接しない人にはわかりません。

息子を傷つけないようにしながら、彼のペースで「おでかけ」の発声練習をすること数年間で推定2000回。ついに最近、「おでかけ」と言えるようになりました。そのときの嬉しそうな表情といったら…。「わかりたい」「できるようになりたい」という思いとともに、「期待に応えたい」という思いを様々な場面で感じます。

彼の成長を支え促すうえで、問われているのは私自身です。私に気持ちの余裕があるときは彼も穏やかですが、そうでない場合はイライラして攻撃的に。そんなときは何とか落ち着かせようと努力しますが、絶望的な状況になることもあります。簡単ではありませんが、彼が心穏やかに過ごせるよう私自身の環境を変えていかなければと強く思います。

元来優しい子です。彼にとっては少し難しい、内面を表す言葉を意識して話したり、問いかけるようにしていますが、先日は「あー、お父さん、今日は少し疲れたなー」というと、「お疲れ様」と返してくれました。言葉のキャッチボール自体が難しいなかで、的確かつ気の利いた返答をしてくれた息子を抱きしめました。

最近、「◯◯ファースト」という言葉が流行っていますが、経済的にも精神的にもゆとりがなく、社会から置いてきぼりにされるなかで、自分のことをもっと大切にしてほしいという願いから惹かれているようにも思います。しかし、元来、人びとが支え合って成り立っている社会において、自分だけ豊かになることはあり得ないことであり、結局のところ、誰かを差別し、排除することにつながります。生きる困難さの背景に何があるのか、真の原因を見極めなければなりません。

命の重さに違いはありません。この世に生まれてきた人すべてが等しく大切にされ、自分らしく生きられる社会をつくるために、これからも息子の生き様に学びながら歩んでいきたいと思います。

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新しい年、新しい国づくりを

あけましておめでとうございます。

昨年はたくさんの人に支えられた一年でした。

感謝の気持ちを忘れず、着実に前にすすんでいきたいと思います。

早いもので今年、息子は10歳になります。健康で事故のないよう過ごしてくれれば。

6カ月後には参院選です。憲法13条(個人の尊重、幸福追求権)を生かした国づくりを、みなさんと一緒にすすめたい。

本年もよろしくお願いします。

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何よりも、いのち。

知事選挙の告示を皮切りに、いよいよ今日から統一地方選挙がスタートしました。道議選挙の告示は31日。昨年9月29日の立候補表明以来、活動を支えていただいているすべてのみなさんに心から感謝し、いっそうのお力添えをお願いします。

今度の道議選は、岸田自公政権の悪政から道民の暮らし、いのち、人権を守る防波堤を築くとともに、大軍拡・大増税にストップをかける極めて重要な選挙です。

『何よりも、いのち。』——。私のこのスローガンは、新型コロナで命を落とした父の実体験に裏打ちされたものです。

40度近い高熱がありながらも、医療崩壊で1週間入院できなかった父。肺炎が重症化し呼吸困難が続くとともに、ウイルスが全身の機能を低下させ、意識がありながらも手足が動かなくなりました。もだえ苦しむその姿は“地獄絵図”で、傍らにいた私たち家族は声をかけ見守ることしかできませんでした。

この3年間で、コロナで亡くなった道民の割合は、全国平均の1.6倍。保健所と病床を削減し、さらに病院を統廃合する鈴木道政では道民の命を守ることはできません。

『何よりも、いのち。』の対義語は、『何よりも、大企業のもうけ。』です。五輪招致や新幹線の延伸、都心アクセス道路の建設ではなく、泊原発の廃炉と再生可能エネルギーへの転換を!命を支える農業・酪農の直接支援を!

(写真は生前の父と息子)

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101年目の希望

この投稿をご覧のみなさんと新しい年を迎えられたことを嬉しく思います。

昨年末、日本共産党に最近入党していただいた80代の女性党員から、「声をかけてくれてありがとう」とお礼の言葉をいただきました。

東京大空襲を経験し、反戦の思いは人一倍。「よいお年を」の一言が胸に響きました。

岸田自公政権はいま、憲法の恒久平和主義を投げ捨て、日本を全面戦争に巻き込もうとしています。

しかし、戦前と違うのは、日本共産党が堂々と活動していることです。年末には18歳の高校生が、近い将来の入党を約束してくれました。

大軍拡に反対する国民の共同を広げ、強く大きく党づくり、統一地方選挙必勝へ全力を尽くします!

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統一協会と関係断て

憤りを禁じえません。10日に閉会した臨時国会で、統一協会の被害者救済法が、自民、公明、立民、維新、国民の賛成多数で可決・成立しました。被害者の痛切な訴えが政府・与党を動かした結果ですが、あまりに不十分な内容です。

新法では献金勧誘時の「禁止行為」として、「困惑させてはならない」とありますが、マインドコントロール(洗脳)下にある信者は率先して献金を行うため、要件を満たしません。日本共産党は6日間の会期延長と、洗脳下の献金勧誘を禁止する修正案を提出しましたが、否決されました。ただちに見直し、実効性ある救済制度をつくる必要があります。

全国の自治体で自民党と統一協会との癒着も次々と明らかになっています。

日本共産党道議団の調査で、札幌市中央区でも自民党の女性道議が、私たちの税金である政務活動費を使って統一協会の関連団体に多数支出していたほか、副知事と女性道議らが統一協会の関連団体の実行委員長と面談していたことが判明しました。

鈴木知事はこうした面談について、問題ないという姿勢で、共産党が求めている全庁調査も拒否しています。反共と改憲、ジェンダー平等への敵対で一致し、協力してきた統一協会と自民党。この統一協会と関係を断つと言えない知事は、反道民ではないでしょうか。

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カウンター

プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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