クリスマス、みなさんはいかがお過ごしですか?
先週の土曜日、紙智子参院議員を迎えた「国政報告・懇談会」を開き、団体・個人あわせて60人が参加しました。
誰にたいしても分け隔てなく接し、穏やかで気さくな紙さん。その姿勢にいつも学ばされます。
しかし、報告に立つと、表情がキリっと変わり、強い正義感がほとばしります。
紙さんは、まさに「自共対決」の国会だったと振り返り、秘密保護法案をめぐって、日本共産党が国民の声を代弁し堂々と反対の論陣を張って奮闘したことを紹介。「従来通りの議席だったら、こういう対決はできなかった」と、参院選躍進によって政党地図が変化したことをリアルに語りました。
参加者からは生々しい現場の実態が次々と出されました。
グループホームで働く男性労働者は、当直を含む16時間半もの勤務のあと、懇談会に駆けつけていただきました。
日中は3人、夜はたった1人で10人近い高齢者の命を預かっています。職員の合言葉は「一晩何もなくて良かったね」だそうです。職員自身が倒れてしまう心配を抱えながら、綱渡りのような運営が続きます。
そういう状況のなかで安倍政権は、介護保険の改悪をすすめようとしています。
「職員にも、入居者にも大きな負担になります。国民すべてが不幸になります」。静まり返った会場に、男性の心の叫び声が響きました。
高校の現場からの告発には驚きました。
かねてから教職員に「君が代」斉唱を強制する問題がありますが、北海道教育委員会はいま、子どもたちにこれを押し付けようとしているというのです。
すでに道教委は、「君が代」の「声量調査」を実施。「校歌よりも声量が大きい高校は2割、中学は4割」との結果も明らかにしているそうです。
子どもたちの内心を踏みにじり、「愛国」心を植え付けて、行き着く先はどこか・・。戦争への足音が聞こえてくるようです。
教員の方は、保護者がまずは学校に対して「うちの子に何をさせるのか」と声を上げることが大切ではないかと提起しました。
懇談では15人の方が発言されましたが、どれも胸が締め付けられる思いでした。
同時に、どれだけ国会で安倍政権が多数を握っていたとしても、国民の実態がそれを許さない何よりの根拠になっていると、あらためて感じました。
国民運動を広げ、日本共産党を強く大きくして、たたかう力をしっかりつけていきたい。
年内もわずかですが、最終日まで頑張ります!
(12月25日付けフェイスブックより)
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