「赤ベンチ」という対話企画に参加しました。
札幌市中央区のチカホ(札幌駅前通地下広場)で行われたロングランの対話の取り組みで、日本共産党北海道委員会が主催したもの。
憲法9条に対する考えや要求(政治に取り組んでほしいこと)をお聞きするシールアンケートをよびかけながら2時間対話しました。
党を支持していただいている方もいれば、まったく支持されていない方も。それぞれの立場からお話しを聞かせてもらうのはとても刺激になります。
ある若い女性は、8項目の要求項目を眺め、考えながらシールを貼っていきました。結果的にすべての項目が該当。
「一番の願いは何ですか」と聞くと、「気候危機」を指さし、「これがだめになったらすべてだめになるじゃないですか」と話し、意気投合しました。
憲法9条改正の賛否を問うシールアンケートに応じてくれた男性は、「『反対』に貼ってほしいのでしょうけれど、どちらにも貼れないな」といいます。
「積極的な意味で憲法を変え(自衛隊を位置付け)た方がいいと思う」「これから日本でも世界でも災害が増えていくけれど、自衛隊は災害救助のノウハウがある。軍事力ではなく、そうした力を生かすことが国際貢献になるんじゃないかな」と話しました。
私は男性の考え方に賛同しつつ、「だからこそ、真逆の方向で自衛隊を憲法に位置付けようとしている高市政権の改憲には賛同できません」と述べると、「あなたの考えはわかりました」と言って9条改正「反対」に自らシールを貼りました。
印象的だったのは弟さんと一瞬に近寄ってきた小学校3年生くらいの児童です。
「憲法9条は知ってる」と尋ねると、「戦争しないやつでしょ」ときっぱり。高市首相による改憲の動きに触れると、「変えたらだめなんだよ」と話し、国務大臣らの憲法尊重擁護義務(憲法99条)も知っているようでした。未来を担う子どもたちに、憲法の精神が受け継がれていることを頼もしく思いました。
なかには「綺麗事を言っていてもだめだ」と憲法9条改正に賛成する方もいましたが、そういう方も「政治について話し合うことは大事だ」と対話が成り立ちます。顔を合わせて話し合うことが大切だとあらためて感じました。
とても小さな一歩でしたが、こうした対話の文化をこつこつと広げながら、世界の平和を見据え、微力ながら力を尽くしたいと思います。

[1回]
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