息子が通っている放課後等デイサービスの面談があり、妻と一緒に参加しました。
施設での日常の様子や課題の共有、家庭での様子の聞き取りなど約2時間。職員の方々が親身になって息子に向き合おうとしてくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
11歳になる重度知的障害・ASD(自閉スペクトラム症)の息子は、ほとんど会話ができないので、コミュニケーションに苦労します。言葉の意味は何となく理解できるだけに、もどかしい思いをすることも多々あると思います。
外遊びが大好きな息子。外出を促すために、職員の方の服を引っ張ってしまうこともしばしばです。
そんな息子に対し、施設では絵カードを使って自分の思いを伝えられるよう工夫してくれていました。
あるとき、別のグループのお友達が外遊びに出かけようとしていて、息子も一緒に行きたいと思ったそうです。
いつもなら職員の方の服を引っ張ってアピールするところですが、大慌てで絵カードを見つけてきて、「自分も行きたい」と言わんばかりに靴の絵を何度も指差していたとのこと。
その光景を想像して思わず笑ってしまいましたが(本人は極めて真剣)、こうやって他人に迷惑をかけることなく、自分の思いを伝えることができるようになるのも職員のみなさんのおかげです。本当にありがたい。
同時に、息子自身が相手の思いを受け取り、乗り越えようとする姿勢も不可欠で、そこに人間としての力、個性が試されます。
成否に関わらず努力しているときは「頑張ってるね」と心を込めて伝えるようにしていますが、息子は「頑張った」と言って応じてくれます。
障害はやはり障害で、本人にとっては戸惑うことが多々ありますが、いわゆる定型発達の子と同様に、適切な働きかけがあれば、どの子も必ず伸びていく。息子の輝く個性が、私に教えてくれています。
個人の尊重(尊厳)をうたった憲法第13条を、情熱的かつ的確に私に教えてくれる"家庭教師"も息子です。
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