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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

第2ラウンドは譲らない――たたかいの続きは参院選で

久しぶりに道庁前の反原発抗議行動に参加することができました。思い思いに再稼働反対を語り合うこの行動は、昨晩で195回! 街ゆく人へのアピールとともに、原発の再稼働を許さないという思いを、互いに再確認する大切な場でもあります。

参加した人たちが口ぐちに語っていたのは、衆院北海道5区補選の結果についてです。道庁前行動を主催する北海道反原発連合も脱原発を掲げた池田真紀さんへの支援を呼びかけていました。

「『町村王国』と呼ばれ、保守がものすごく強い地域で大接戦だった」「一度負けたくらいでなんだ」「次は、勝てる」――。参加者の思いがひとつになっていくのを感じました。



野党と市民が共闘し、自民党と対決した初めての選挙です。当初、自民・公明候補の圧勝と言われていたなかで、野党統一候補の池田真紀さんは12,000票あまりまで肉薄しました。自民党は同日投票の衆院京都3区補選で候補を擁立せず、北海道5区補選に力を集中。首相自ら地方議員に電話で支援を要請し、官邸丸抱えの選挙戦を展開しました。

“共産党と手を組むと票が逃げる”という心配の声もありました。与党側はこうした声を最大限に利用し、野党と市民の分断をねらった反共攻撃に終始。破壊活動防止法を悪用した根拠のない答弁書を決定したほか、公選法違反の出所不明の謀略ビラを全戸配布しました。

しかし、こうした攻撃にも微動だにせず、むしろ結束を強めてたたかうなかで、共産党も民進党も支持層の9割以上が池田さんに投票。さらに、無党派層の7割以上からも支持を集めました。5区管内の8つの自治体のうち、4つの自治体では自民党候補の得票を上回りました。「極めて厳しいたたかいだった」(菅義偉官房長官)という言葉に、激戦ぶりが表れています。

野党と市民が力をあわせれば、安倍政権を倒すことはできる――。その確かな手ごたえを感じた選挙戦です。



こんなデータもあります。自衛隊駐屯地がある千歳市や恵庭市で自民党候補は、前回に比べて大きく減票。千歳市では2,000票近く減らす結果となりました。同市は投票率も4%以上も低下。戦争法をめぐって悩んだ末、棄権した自衛隊員や家族が増えたのではないかという指摘があります。一方、ある自衛隊員は出張の前、「池田に入れろ」と妻に言い残して家を後にしたといいます。

選挙の勝敗は全体の得票で決まりますが、1票1票の積み重ねです。一人ひとりの思いや人生が1票に込められています。「海外で殺し、殺される」危険が切迫している自衛隊員や家族が託した池田真紀さんへの渾身の1票を、必ず次につなげなくては。

いま、日本社会の最大の課題は、安倍政権に乗っ取られた憲法を国民の手に取り戻し、戦争法を廃止することです。その大きな一歩を踏み出した衆院北海道5区補選でした。たたかいは、始まったばかりです。



野党と市民がつないだ手はもう離れません。同時に、まだ手をつないでいない多くの無党派のみなさんや、安倍政権の独裁政治を心配する保守のみなさんと一緒にたたかうために、野党共闘の意義や姿をもっと示していくことも大切だと思います。

第1ラウンドの5区補選は、あと一歩の互角のたたかいでした。第2ラウンドの参院選は絶対に勝利したい。戦争法廃止、立憲主義回復の旗のもとに結集した野党勢力をのばしてください。そして、野党と市民の共闘をさらに進化させるために、安倍政権にかわる新しい政府――国民連合政府を提案している日本共産党をのばしてください。北海道からは私、森つねとを国会へ送ってください! 残り2カ月。力の限りたたかいます。

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人命最優先で熊本地震の対策を

14日夜から始まった熊本地震は、多くの尊い人命を奪い、行方不明の方も少なくありません。余震が続く状況のなか、10万人を超える方々が避難生活を余儀なくされ、窮屈でプライバシーのない避難所や車内などで不安な毎日を過ごされています。水不足は飲用だけでなく、衛生面でも深刻な影響をもたらしています。北海道より気温が高いとはいえ、最低気温は10度程度。先行きの見えない日々の暮らしに疲れ、身も心も冷え切っている現地の方々のことを考えると胸が痛い。

亡くなられた方のなかには、私の母校である東海大生も含まれています。20歳前後の未来ある学生たち。本当に無念だったと思います。亡くなられた方、被災された方に、心から哀悼とお見舞いを申し上げます。

「自分にも何かできることはないか」と悩んでいる方も多いはず。さまざまな自主的な支援活動が始まっていますが、誰にでもできるのが募金への参加です。私も昨日、街頭から救援募金を呼びかけました。日本共産党は、対策本部を先頭に現地入りし、救命・救援、被災者支援に全力を挙げるともに、全国で募金活動を開始しています。募金は被災地の自治体への義援金にあてるほか、救援物資を届けるなど、すべて被災者救援に活用します。お近くの事務所や下記の口座まで送金してください。



今回の地震であらためて感じるのは、地震予測の難しさです。14日未明に最大震度7(マグニチュード6・5)の地震が発生しましたが、これは前震で、16日未明の地震(マグニチュード7・3)が本震だったということが後からわかりました。震源域が拡大するなかで懸念されるのが、川内原発への影響です。

全国で唯一、稼働中の川内原発。地震の影響はない、と言い切れるでしょうか。原発そのものについての是非を一端、脇に置いたとしても、不測の事態に備えて緊急に停止すべきです。

昨日も衆議院のTPP特別委員会で、笠井亮議員がこの問題を取り上げました。日本共産党は同委員会の質疑を延期したうえで災害対策特別委員会などを開き、与野党あげて被災者の苦難に応えた対策を検討すべきだと主張しましたが、与党が応じなかったため、TPP特別委員会で地震対策をただしています。

そのなかで笠井議員は、稼働停止を強く主張するとともに、「少なくとも稼働継続ありきではなく、継続の是非について専門家の英知も結集して真剣な検討を行い、住民の不安に応えるべきだ」と主張しましたが、丸川珠代環境相は「原子力規制委員会でも各原発は今のところ安全上の問題がないと判断された」と答弁。これでは『安全神話』そのものです。しかも、川内原発の地元・薩摩川内市の市長は、原発事故が発生した際の新幹線活用に言及していましたが、新幹線は不通のままで、在来線や自動車道などの交通網も寸断されたままです。万一の場合、迅速に避難することもできません。

「地震」「津波」「原発事故」の三重苦に見舞われた東日本大震災からまだ5年あまり。震災は現在進行形で、とりわけ原発事故による影響は、深刻な影を落としています。

地震を防ぐことはできないけれども、原発による災害は人間の判断で防ぐことが可能です。いまからでも遅くありません。川内原発の稼働を緊急に停止させることを強く求めます。

●九州地方地震 救援募金(中央委員会/郵便振替)
【口座番号】00170-9-140321
【加入者名】日本共産党災害募金係
 ※通信欄に「九州地震募金」と記載してください。手数料の負担をお願いします。

●救援物資支援
【送り先】日本共産党福岡県委員会救援物資係
 〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉5-6―14
 電話092(411)5131
【必要な物資】缶詰、乾パン、レトルト食品などの日持ちする食品、飲料水
 ※現地の党組織が特別便をしたて、ただちに被災者に届けます。昨日はおにぎり1500個、飲料水、オムツ、ミルクなどを車2台で熊本県の被災地に届けています。

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日本の新しい歴史が、ここから始まる

候補者にとって演説は“命”です。何をメッセージとして伝えるか悩み、葛藤し、ぎりぎりのところで生み出された言葉は、予想を超えて相手の心に響き、波のように広がっていきます。自分もいつか、そんな訴えをしてみたいといつも思います。

いま、人々の心をとらえて離さない女性がいます。

池田まきさん。衆院北海道5区補選の候補として、最前線を駆け抜けています。



「幼少期から家庭内暴力を受け、おびえながら生きてきました。社会や学校は助けてくれませんでした。でも、一人ひとりが生きていく大事な権利があると信じていました」

「やがて新しい家庭ができましたが、再び試練が訪れました。法律や制度の壁に払いのけられても、憲法の精神にもとづいた生きていく道があると信じ、介護や福祉の現場で20年働いてきました」

「大事なことが決まる政治の場面ではいまだに、国民・市民が置いてきぼりになっています。そんな国でいいのでしょうか。政治の場面でも、誰一人置いてきぼりにしない社会をつくっていきたい」

不特定多数の人に自分を語るのは勇気がいることです。思い出したくないようなネガティブな過去は、とくにそうでしょう。しかし、池田まきさんは、こうした過去もさらしながら、等身大の自分をぶつけてきます。さらに、安倍政権によって立憲主義が壊されているとき、憲法との関わりで自分の存在、社会を変える展望を語る――。ここに、多くの人たちの心が揺り動かされているのだと思います。



戦争法廃止、立憲主義回復にむけた5野党(当時)合意と、衆院道5区補選で共産・民主(当時)両党が協定に調印した翌日の2月20日、私は畠山和也衆院議員と街頭から訴えました。

そこで偶然、通りかかった池田まきさん。一瞬、お互いの動きが止まりました。しかし、手を差し伸べると、池田さんは笑顔で握手に応じてくれました。ぎこちなかった野党共闘はいま、紆余曲折を経ながらも力強く歩み出しています。5区補選では、旧知の間柄のような関係を築き、それぞれの政党が全力で池田まきさんを押し上げています。もちろん、この選挙の主役は市民です。最後にもう一度、池田まきさんの演説から。



「多くの政党がつながって、市民がつながれば、絶対に負けないと思っています。私は本気です。みんなも本気だと思います」

日本の歴史上、初めて野党共闘と市民の連合が自民党と対決する国政選挙です。日本の新しい歴史が、ここから始まります。

私も、池田まきさんを心から、応援します。

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「しんぶん赤旗」日曜版で紹介していただきました!

今日(4月3日)付けの「しんぶん赤旗」日曜版で私、森つねとの特集記事を掲載していただきました!

参院選必勝区・全国13の複数区の予定候補者を取り上げたもので、3面のすべてをあてています。政治家を志す原点となった記者時代の経験や決意などについて語っています。



本局の女性記者によるインタビュー記事です。連日、道内を駆け回っているため、函館を訪れたときに同行していただき、行動の合間のインタビューでした。

私自身、記者でしたので、記者の苦労はわかります。「この話しだと記事にしづらいな。別の話しにしよう・・」と、頭をぐるぐる回しながら答えました。限られた時間だったにも関わらず、丁寧にまとめていただき感謝しています。

記事では、「TPP反対 託せる好青年」の見出しで、北海道大学名誉教授の太田原高昭先生が登場。力強い応援のメッセージを寄せていただいています。本当にありがとうございました。

記事に見合った恥ずかしくない活動、結果を出すことができるよう全力で頑張ります!

★しんぶん赤旗
 (日刊紙)定価/月3497円
 (日曜版)定価/月823円
 ・・お求めはお近くの日本共産党の事務所または中央委員会03(3403)6111まで!

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弱い立場の人のために憲法がある――国立八雲病院の存続を

早いもので息子が生まれて9カ月が経ちました。体重も4000㌘に。もう沐浴でプカプカ浮くこともありません。全道どこへ行っても激励が寄せられ、父親をしのぐ人気ぶり。0歳児は父親を超えました(笑)。そんな冗談が言えるのも、元気に生きているからです。

先日、いわぶち友さん(参院比例予定候補)と道南の国立八雲病院を訪れ、看護師のみなさんと懇談しました。同病院は、重症心身障害児・者や難病の筋ジストロフィー症の拠点病院として40年以上、地域に根差した医療を行ってきました。この病院がいま、札幌や函館への機能移転に伴い、廃止の危機に立たされています。



重症心身障害児・者は環境の変化に敏感で、ある看護師は「担当が自分に変わってから笑顔を見せてくれるまで1年かかった」と話します。ちょっとした光や音に反応してパニックになり、自傷行為を行う人も。「こうした人たちが長距離の移動に耐えることはできません」。訴える看護師の目がどんどん潤んでいきました。

私の息子も生まれたとき、「何らかの障害が残る可能性があります」と医師から宣告され、覚悟したことを覚えています。懸命に生きようとする息子の姿を目の当たりにしたからです。



弱い立場の人、声を上げたくても上げられない人のためにこそ、日本国憲法があります。命を脅かす国立八雲病院の廃止計画は撤回すべきです。

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カウンター

プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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