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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

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「大企業栄えて、民滅ぶ」国にするな!――消費税増税に道理なし

TPP交渉からの撤退を求める宣伝の帰り、街を歩いていると高齢の女性の会話が聞こえてきました。

「もう、買い物しようって気がしないよね。消費税上がってね」

相手の女性も共感していました。正直な思いだと思います。

4月1日午前0時、消費税が5%から8%に増税されました。たくさんの怒りの声、不安の思いを踏みにじるかのように・・。

地域を歩いていても、「(増税されたら)あと、どこを削ったらのいいかねぇ。とりあえず、おかずを1品減らそうかと思っていますよ」と、重たい雰囲気が広がっています。

年金の削減、介護保険料や後期高齢者医療保険料の値上げ、さらに物価の高騰・・そのうえ、消費税増税。どこまで庶民に負担を押し付けるのでしょうか。

「社会保障のためなら増税も仕方がない」とおっしゃる方も含めて、家計への影響を誰もが心配しています。北海道新聞の世論調査でも、「家計への負担が重くなる」との回答が85%にのぼっています。

年収300万円未満の世帯で、増税による年間の負担増は5万7000円。消費税の負担は年17万円にもおよびます。景気と中小企業の経営への影響は、はかりしれないでしょう。



国民の反発を抑えるために、増収分は「すべて社会保障の充実と安定化のために使われる」と宣伝しています。CMや新聞折り込みなど費用は12億6000万円。これも、私たちが支払っている税金です(怒)

しかし、実際には5兆円の増収分のうち、あらたに社会保障に回る財源は5000億円。これとて、「待機児童解消」の名で保育の質を引き下げるなど、およそ「充実」とは言えない内容です。

5・4兆円の増税冷え込み対策を行うともいいます。復興法人特別税を1年前倒しで廃止したり、大型公共事業や軍事費に巨額の費用を注ぎ込むなど、大企業を潤し、国民や中小企業に負担を押し付けるものです。

低所得者や子育て世代に給付金を支給するというけれど、1万円を一度きり。バカにするなと言いたい。消費税はずっと払い続けなければならないのです。

なぜ、消費税の負担は増えていくけれど、社会保障も国の財政も良くならないのでしょうか。

消費税が導入されたのは1989年です。その間、税率は3%から8%に上がりました。26年間の消費税収は282兆円。一方で法人税収は255兆円減っているのです。消費税は法人税の減収分の穴埋めにされた―。これが実態です。

庶民から吸い上げた消費税を、大企業減税と巨大開発、軍事拡大に注ぎ込む消費税の増税に、何ら道理はありません。景気の悪化で法人税や所得税の税収がさらに落ち込み、財政をいっそう困難にしてしまいます。

日本共産党は消費税に頼らない「別の道」を提案しています。

「応能負担の原則」に立ち、所得や資産に応じて負担する税制改革。歳出の浪費をあらためることも必要です。

そして、国民の所得を増やして「デフレ不況」を打開する経済改革。

大企業の内部留保を活用して賃上げすることをはじめ、経済が内需主導で着実に成長できるようにすれば、税収は増えていきます。

消費税の大増税路線を止めましょう。来年10月から、10%に引き上げることもねらわれていますが、とんでもない!

しかも、日本経団連は、消費税を「10%台後半」に増税せよと、政府に圧力をかけています。法人税の減税を求めるとともに・・。

黙っていれば、際限なく消費税は増税されていきます。

「大企業栄えて、民滅ぶ」というような国にしてしまってはなりません。「戦争できる国づくり」の問題とも直結しています。

消費税の増税を許すな!くらしを守り、日本経済を再生させるためにも賃上げをせよ!――この声を大きく上げていきましょう!!

(4月1日付けフェイスブックより)

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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