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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

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命は、ひとつ

この日をどれほど待ち望んでいたでしょうか。今月初旬、息子が退院しました。初めて触れる、ぴりっと冷たい外の空気に、一瞬とまどう表情を見せながらも、すぐ眠りにつきました。

生まれてから98日。その何倍もの長さに感じました。担当医から状態の説明を受けお礼を述べると、「これからもよろしくお願いします」。超低体重児として生まれた影響は少なくなく、退院後も治療は続きます。医師の力強い言葉に、この子を支えていく決意を新たにしました。

息子をわが家に迎えて以来、生活は一変しました。昼夜を問わず泣き声が響き、困らせます。でもそれは、生きていることの証し。きらきらと命が輝いています。



退院した日の夜―。妻は息子を決して離そうとはしませんでした。命がけでこの子を産み、守ってくれた妻に、心から「ありがとう」を言いたいと思います。

命はひとつしかありません。戦争法を強行し、「やられたらやり返す能力が必要」だと主張する政治家たちは、自分の身になって考えてほしい。「やられたら」それで終わりなのです。だからこそ、もめごとを絶対に戦争にさせない政府の役割が重要です。



戦争法廃止の「国民連合政府」の提案に、どこへ行っても「大賛成だ」「必ず実現してほしい」と反響が寄せられています。共産党への期待もかつてなく大きい。この提案は一党一派のものではありません。国民みんなの力を集めて、実現していきましょう!

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日本国憲法を国民の手に取り戻そう!

大型連休の「シルバーウィーク」は、いわぶち友さん(参院比例予定候補)と道南方面を駆け巡りました。室蘭でのこと。高齢の女性がアジア・太平洋戦争末期の「艦砲射撃」について涙ながらに語りました。

1945年7月15日、米海軍による1000発以上の砲弾が街を襲い、市内は壊滅状態に。住宅地にも着弾し、この女性の母や妹たちも亡くなったといいます。戦後70年を経ても、心の傷は癒えません。


(↑ 戦争法廃止の「国民連合政府」をつくろうと、各界の方々に呼びかけました)

こうした犠牲のうえに打ち立てられた日本国憲法。これに真っ向から反する立法にも関わらず、黒を白と言い張って、数の力で戦争法を強行した安倍政権を絶対に許しません。

かつてドイツでは、当時最も民主的だとされたワイマール憲法のもと、ナチス・ドイツが合法的に権力を握り、全権委任法で憲法の機能を停止、戦争への道へ突き進みました。


(↑ 街頭からの訴えでは、若いみなさんをはじめ多くの激励をいただきました)

こうした歴史の教訓も踏まえ、日本国憲法第98条には、憲法が「最高法規」であり、これに反する法律等は「効力を有しない」と書き込まれています。権力者によって基本的人権や平和といった普遍的価値が侵されることがないようにするためです。憲法を乗っ取り、戦争法を強行した安倍政権は、独裁政治そのものです。

戦争法を廃止し、立憲主義を取り戻すための「国民連合政府」樹立に日本の命運がかかっています。歴史に学び、新たな歴史を開く大志をもって、この大仕事に挑みたいと思います。

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追いつめられているのは、安倍政権

「民主主義って何だ!」「これだ!」
「アベはや・め・ろ!」「アベはや・め・ろ!」

軽快で力強く、絶妙な間合いのかけ合い。一言ひとことに思いが込められたコールは、参加者をひとつにまとめ、街ゆく人をも引き込みます。



最終局面を迎えている戦争法案をむぐるたたかい。安倍政権は16日にも参院の安保特別委員会で戦争法案を強行採決しようとしています。それに対し、「黙ってられない」と若者たちが立ち上がり、声を上げ続けています。世論調査でも今国会での成立に6割以上が「反対」、政府の説明が不十分との声も8割を超えています。こうした状況のなかで、日本の針路を決定的に変える戦争法案の採決強行など、ありえないことです。

自民党の高村副総裁は、「国民の理解が得られなくても成立」させると言いました。一見すると強気の発言ですが、事実上の“敗北宣言”です。

戦争法案が憲法違反であることは、もはや疑う余地がありません。歴代の自民党政権も否定していた集団的自衛権の行使や「戦闘地域」で米軍へ武器・弾薬を輸送・提供する「後方支援」=平たん活動、戦乱が続いている地域での治安活動も可能になります。本来、最も憲法を守らなければならない政府が、自ら憲法を破壊して開き直っている姿勢に、多くの国民が怒っているのではありませんか。

憲法を踏みにじる安倍政権の態度は、自衛隊の暴走にも拍車をかけています。日本共産党が入手した内部文書によると、自衛隊のトップである河野(かわの)統合幕僚長が昨年12月に訪米、米軍幹部と会談し、戦争法案は「来年夏までには終了する」とのべていたのです。戦争法案の国会審議が始まるよりも、閣議決定されるよりも前に、自衛隊と米軍との間でこんな約束をする――。暴走を許している安倍首相の責任は極めて重大です。



国会の会期は27日まで。連休があることから、18日までがひとつの山場になります。野党7党・会派は「強引な採決阻止」で結束することで合意。河野統合幕僚長の参考人招致を要求し続けることも確認しました。政府・与党は今日、野党が求めていた地方公聴会を16日に開催することを受け入れました。国会内では激しい攻防が続き、自民党議員からも「もう無理をせず臨時国会に先送りするべきだ」との声も出ています。

多数の議席を握り、戦後最長95日間の会期延長を行ったにも関わらず、安倍政権が綱渡りの国会運営を強いられているのは、国民の世論と運動の力です。

私も一昨日、「9の日行動実行委員会」の宣伝行動に参加し、社民党、新社会党のみなさんと一緒に訴えました。立憲主義を守る、平和を守るたたかいに立場の違いは関係ありません。野党共闘と国民共同の力で、必ず戦争法案を廃案に追い込むために、声を上げ続けます。

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「だれの子どももころさせない」

息子の誕生についてご報告させてもらったところ、本当にたくさんの方から励ましの言葉をいただきました。

「お子さんはどうですか」「母親は大丈夫なの」。どこへ行っても声をかけられます。手紙やSNSのメッセージもすべて読ませていただきました。人の優しさをしみじみ感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

おかげさまで、658㌘だった息子の体重は1600㌘になり、超低体重児に起こる様々な症状を乗り越えました。可能な限り毎日、母親と母乳を病院へ運び息子と面会していますが、耳を澄まさないと聞こえなかった泣き声はずいぶん大きくなり、「俺だって、生きているよ」と主張しています。母親の回復も順調です。



この子がもう少し大きくなったら、どれほど多くの人たちに支えられ育ったかを、伝えてあげたいと思います。

「改憲論者」でありながら戦争法案阻止の先頭に立って奮闘されている憲法学者の小林節さんは、かつて国民を守るためには自衛隊員の犠牲も仕方ないと考えていたそうです。しかし、「恥ずかしながら娘が生まれ、命の大切さを実感」したといいます。



母親たちの「だれの子どももころさせない」を合言葉にしたたたかいは、人類共通の願いであり、これほど強いものはありません。すでに戦争法案の立法根拠は崩れています。私も子を持つ親として、戦争法案廃案へたたかい抜きます。

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生きていてくれて、ありがとう。

わが家に新たな家族を迎えます。6月末、妻が長男を出産しました。初めての子どもに喜びもひとしおです。

順風満帆な経過ではありませんでした。妊娠の途中で母子ともに危険な状態に。緊急入院・手術での出産でした。

手術室から出てきた赤ちゃんは目を疑うような小ささで、苦しそう。「頑張れ…」と声をかけるのが精一杯でした。体重は658㌘でした。



すぐにNICU(新生児集中治療室)へ。人工呼吸器を使いながらの処置が始まりましたが、その後もしばらく安定しませんでした。しかし、医師や看護師の方々の懸命な処置、そして、息子自身の生きようとする力で峠を越え、一歩一歩だけれども、着実に成長し続けています。

今でも面会中に呼吸が止まってしまうことがあります。そんなときは看護師さんと一緒に「頑張れ、頑張れ」と声をかけて、息子を後押ししています。

たくさんの涙とともに勇気と喜びを家族に与えてくれた、新しい命。先日、1カ月の誕生日を迎えました。生きていることは、決して当たり前のことではないと教えてくれる息子に、感謝する毎日です。

今回の経験で、同じような悩みをもつ家族が少なくないことも知りました。一緒に乗り越えていきたいし、どこでも安心して出産できる環境整備が必要だと感じます。何より、どの子の未来も、平和で希望に満ちた世界であるよう、みんなで手を取り合っていきたいと思います。

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カウンター

プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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