この日をどれほど待ち望んでいたでしょうか。今月初旬、息子が退院しました。初めて触れる、ぴりっと冷たい外の空気に、一瞬とまどう表情を見せながらも、すぐ眠りにつきました。
生まれてから98日。その何倍もの長さに感じました。担当医から状態の説明を受けお礼を述べると、「これからもよろしくお願いします」。超低体重児として生まれた影響は少なくなく、退院後も治療は続きます。医師の力強い言葉に、この子を支えていく決意を新たにしました。
息子をわが家に迎えて以来、生活は一変しました。昼夜を問わず泣き声が響き、困らせます。でもそれは、生きていることの証し。きらきらと命が輝いています。
退院した日の夜―。妻は息子を決して離そうとはしませんでした。命がけでこの子を産み、守ってくれた妻に、心から「ありがとう」を言いたいと思います。
命はひとつしかありません。戦争法を強行し、「やられたらやり返す能力が必要」だと主張する政治家たちは、自分の身になって考えてほしい。「やられたら」それで終わりなのです。だからこそ、もめごとを絶対に戦争にさせない政府の役割が重要です。
戦争法廃止の「国民連合政府」の提案に、どこへ行っても「大賛成だ」「必ず実現してほしい」と反響が寄せられています。共産党への期待もかつてなく大きい。この提案は一党一派のものではありません。国民みんなの力を集めて、実現していきましょう!
[10回]
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