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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

個人の幸せを何より大切にする国に

新しい年を迎えました。正月は久しぶりに実家に戻り団らんすることができました。昨年の正月との一番の違いは、何といっても家族の中に息子がいることです。私の父と母との抱っこの争奪戦にあい、少々戸惑い気味の息子を見て微笑ましく思いました。



さらに嬉しかったのは、息子が笑う顔を初めて見られたこと。おむつを替えるたびに「あ~あ~」と言って、にっこり笑うんです。その姿にみんなが幸せな気持ちになりました。

「ほっかい新報」の新年合併号では、「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」のメンバーで「猫耳弁護士」として馴染みがある川上麻里江さんと対談しています。問題意識を共有したのは自民党の改憲草案。とりわけ憲法13条の改悪でした。



人は誰もが生きる価値を持つと同時に、誰とも替えることができない唯一無二の存在です。だからこそ憲法13条で、すべて国民は「個人として尊重される」と規定している。それを改憲草案では、「人として尊重される」と、「個人」を「人」一般に置き換えてしまっています。

「戦争できる国」にするために、立憲主義を破壊し、国民の上に国家を置く安倍政権。戦争をさせないことと、個人の尊厳を守るたたかいは表裏一体です。



日常の暮らしの中にこそ、守るべき平和があります。子どもたち一人ひとりの成長をみんなで喜びあえる国にしたいと、心から思った今年のお正月です。

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希望への扉をご一緒に

悔しさと怒り、そして喜び…数年ぶりの出来事がいっぺんに訪れたような昨年は、忘れられない年となりました。とりわけ戦争法をめぐる国民のたたかいに勇気と希望をもらいました。



息子も一歩一歩成長しています。生まれた当時の5倍近い3000㌘を超えました。今年はいよいよ参議院選挙。未来を生きる子どもたちのためにも戦争法廃止の北海道の議席を必ず勝ちとる決意です。希望への扉をご一緒に開きましょう!



2016年元旦 森つねと

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食料は「守る」もの

北海道大学名誉教授で、今月発行された『北海道の守り方』(寿郎社)の著者でもある太田原高昭先生(農学博士)のお宅を訪れ懇談しました。



包み込むような笑顔で出迎えてくれた太田原先生。TPP(環太平洋連携協定)や戦争法廃止の国民連合政府などについて、話しが尽きることはありませんでした。国民連合政府の提案について「この大義に反対することはできないですね」と太鼓判を押していただき、TPPの問題でも「たたかいはこれから」との認識で一致。「森さん、(参院選は)チャンスですよ。頑張ってください」と熱い激励もいただきました。

今月は紙智子参院議員とともに十勝地方での酪農・畜産・畑作調査にも同行しました。

食料自給率1100%。『農業王国』の十勝では、農業の生産性を上げながら関連産業も増やし、地域を活性化させてきました。それは一朝一夕で成し遂げたものではなく、農民の血のにじむような努力がありました。ある町長さんは訴えます。「国は『攻めの農業』をと言うけれど、安全な食料を国民に提供することが農民の誇りだ。国は将来の食料自給の姿を示してほしい」。食料は「攻める」ものではなく、国民の命を「守る」もの――。この原点を忘れて、アメリカと多国籍企業のもうけのために、農業も国の主権も売り渡す安倍政権は「亡国の政治」です。



安倍政権は農業予算で“国内対策”をやるといいます。しかし、ガット・ウルグアイラウンド(1986年に始まった貿易交渉)のときにも6兆円のばらまきを行ったけれども、食料自給率は39%まで下がりました。“国内対策”で農業を守れないことは農民のみなさんが痛いほど知っています。

今世紀中に世界の人口は90億人に達すると予想されています。食料が足りなくなってから焦っても遅い。幸い日本には、豊かな土壌と蓄積された農業の技術・経験があり、地に足付けた家族経営がこれを守り続けています。太田原先生は近著のなかで「小規模家族農業が小規模家族農業のまま近代化し、生産力をアップした国は日本しかない」と指摘しています。世界に誇る日本の農業を壊していいのか。



JA北海道中央会の幹部のみなさんとの懇談でも「やっぱり食料安保が大事」だと意気投合しました。農地の集積や大規模化のための予算ではなく、再生産可能な価格保障を重視し、家族経営をはじめ農業を続けたい人、やりたい人すべてを応援する農政への転換が必要です。

「安心・安全の食料は北海道から」。輸入自由化路線と決別し、国民の食料は自国で生産できる国にしていきましょう。TPPへの参加は論外です。

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税の民主主義

早いもので今年もあと3日となりました。イベントが続く年末は何かと出費も多くなります。私もクリスマスは息子にささやかなプレゼントを贈りました。自分の手の存在を確認するかのように、最近よく手遊びをしている息子。手で感触を楽しめるおもちゃにしました。



それにしても、買い物をするたびに8%の消費税の負担は大きいと実感します。これ以上の増税なんてとんでもない。安倍政権は再来年の4月から消費税を10%に増税しようとしています。生鮮食料や加工の食料品などについて「軽減税率」を導入するといいますが、5兆4000億円の増税で、「軽減税率」による「減税」は1兆円程度。1世帯(2人以上)あたり年間4万円以上の負担となり、消費税の負担は25万円を大きく超えることになります。

だいたい、「軽減税率」ってなんでしょうか。例えば8%を5%に引き下げるというのなら「軽減税率」と言えますが、実際は一部品目を8%に「据え置く」だけのこと。消費税の大増税に違いありません。自民党の“選挙対策”であることは多くの国民が知っています。しかも「軽減税率」の財源を確保するために、4000億円の低所得者むけの対策もやめるというのです。高齢化に伴って社会保障費が自然と増える分について、年間3000億円から5000億円も削減する計画も立てています。



その一方で、史上空前のもうけをあげている大企業には巨額のばらまきです。外形標準課税を拡大し、赤字の中小企業への課税強化をねらうなかで、法人税の実効税率は32%から20%台に下げようとしています。戦争法を具体化するために、軍事費も戦後初めて5兆円を超える見通しです。国民や中小企業を痛めつけ、大企業優遇の減税と軍拡をすすめる――。消費税の増税は、平和も、税の民主主義(所得の多い人からはより多く、少ない人からはより少なく課税し、再分配する)も壊しています。

消費税導入から26年。消費税が「社会保障のため」にも「財政再建のため」にもなっていないことは、証明済みです。富裕層ともうけを増やしている大企業に応分の負担を求め、賃上げを行ってこそ、税収が増え、財政再建と社会保障を充実する道が開けます。



この間、消費税廃止北海道各界連のみなさんと増税中止の署名活動をしたり、日本共産党の支部のみなさんと地域を歩き、「日本共産党の躍進で安倍政権を変えよう」と呼びかけ、「しんぶん赤旗」をお勧めしています。行く先々で「共産党頑張っているなあ」「(戦争法廃止の)国民連合政府はいいね」と激励をいただいています。

今年もあとわずかですが、最後まで頑張ります!

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市民の力と先見性

2015年12月20日。札幌駅前通に市電が走りました。実に42 年ぶりのことです。駅前通を走行するのはわずか400㍍ですが、これにより、市電は中心部をぐるっと一周、ループ化(環状化)することに。この日、私も久しぶりに市電に乗ってみました。



歩道に沿って新設された狸小路停留所から乗車。やってきたのは新型車両のA1200形で、ちょっと得をしたような気持ちになります。車内はすでに混み合っていました。若者から高齢者まで様々な人たちが乗っています。子ども連れの家族の姿も。記念の日にあわせて乗車したと思われる人もいましたが、多くは目的地に向けて乗車する市民でした。

「どうぞ、座ってください」
「いやいや、大丈夫ですから」
「いえ、どうぞ」
「そうですか。では・・」

高齢者に席を譲ったり、他人の子どもに目を配ったりする人の姿が目立ちました。人と人の距離が近いせいか、市電の速度のせいか、落ち着いた時間が流れます。料金(運賃)は170円。一周8・9㌔、約1時間の小旅行でした。

1918年に開業した札幌電気軌道を前身とする札幌市電。人口急増にあわせて郊外まで延伸し、最盛期には総延長25㌔まで張り巡らされます。しかし、地下鉄の開通と延長、そして自動車が増加するなかで“邪魔者”扱いされ、次々と路線が廃止に。そしてついに、1973年には札幌市が市電全廃を提案し、日本共産党の反対を押し切って市議会も可決します。こうしたなかで、「市電を守りたい」と市民運動が巻き起こり、板垣武四市長(当時)も存続を表明。市電が残されることになりました。ループ化される前、逆コの字型を描く路線だったのは、周辺の路線が廃止されるなかで、「一条線」「山鼻西線」「山鼻線」の3路線が残ったからです。。



「しんぶん赤旗」の記者をしていたとき、市電延伸の運動を取材したこともあるだけに、廃止の危機を乗り越え、延伸へ踏み出したのは感慨深いものがあります。市民の力であり、この運動が路面電車に対する先見性があったからこそだと思います。行き先がわかりやすく、乗り降りしやすいという面でも、環境面でも路面電車は優れています。待ち時間が少ないのも魅力です。輸送力という点でも、1日約2万人の市電の乗客をバスで代替すれば、相当な本数のバスが必要です。自動車に乗り換える人が増えれば、さらに渋滞は必至です。路面電車は、自動車を運転する人にとっての“邪魔者”ではなく、道路の渋滞緩和にも実は貢献しています。



ループ化によって、市民にとっても、観光客にとっても利便性が上がり、乗客は増えていくことでしょう。中規模輸送の路面電車の特性を生かすためには、JR駅などとのジョイントが重要です。42年ぶりに駅前通に乗り入れた新路線(都心線)を、札幌駅まで延伸することが不可欠です。JR桑園駅や苗穂駅まで延伸すれば、さらに多くの市民や観光客にとって利便性を実感できるようになると思います。街づくりの将来を考えると、わくわくしますね。

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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