今年もこの日を迎えました。8月6日の「原爆の日」。広島に人類史上初めて原爆が投下されてから73年目です。
「あなたや大切な家族がそこにいたらと想像しながら聞いてください」
6日の平和記念式典で広島市の松井一実市長はこう問いかけました。
強烈な爆風と熱線、放射線によって、多くの人命が一瞬にして奪われ、街が破壊されました。1945年の終わりまでに、広島では約14万人、8月9日に投下された長崎では約7万人の人命が奪われるとともに、放射線による後遺症が被爆者を苦しめ続けています。「悪魔の兵器」を地球上からなくすために、被爆者の苦しみを全人類が受け止め、行動するときです。
原水禁大会に先立ち、中央区原水協が代表派遣壮行会を行い、ともに20代の青年が参加しました。平和や核兵器の問題に「無関心だった」という青年。自分のような人間が平和な社会の実現を阻んでいるのではと自問自答し、「しっかり学んで帰ってきたい」と決意表明しました。
被爆者との懇談で、核兵器禁止条約に「参加しないとの立場には変わりはない」と言い放った安倍首相。ならば、私たちの手で非核の政府をつくりましょう。
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