このコラムは東京で書いています。日本共産党の政府交渉(23、24日)に参加しているためです。交渉団は、紙智子、岩渕友両参院議員、はたやま和也前衆院議員(参院道選挙区予定候補)、道議団、札幌・旭川両市議団と予定候補。
初日の今日は、8省に55項目の要望を行いました。そのなかのひとつが、JR札幌駅のホームドア設置です。交渉に先立ち、視覚障害者のみなさんのご協力で、同駅の構内を調査しました。
「左右どちらに列車が止まっているか、わかりづらい」
男性がホームでつぶやきました。JR札幌駅には天井があり、構内は音が複雑に反響。方向感覚が鈍り、自分がいる場所さえわからなくなるといいます。そんなホームを白杖だけを頼りに歩けば、危険が伴うのは明らかです。「一人では来ない」と、全盲の人たちが口をそろえました。
交渉ではこうした声も紹介。応対した国交省の担当者は、車両ごとにドア位置が異なることや、財政難を理由に早期のホームドア設置には難色を示しましたが、「新型ドアの開発の動向も踏まえて検討が必要」と答弁しました。誰もが安全に利用できる駅の実現へ、粘り強く求めます。
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