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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

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どうなってるの!?

前回、小樽港への米艦船入港の問題を紹介しましたが、
今度は内陸の千歳市にも米軍が訪れます

「日米共同訓練」です

2月21日から3月9日までの日程で、
自衛隊側が、第11普通科連隊の1個中隊基幹・約300人。
米軍側が、海兵隊の第3海兵師団第4海兵連隊の1個中隊基幹・約300人。
あわせて約600人が参加して行われます。

機関銃や対戦車ミサイル、砲撃砲などを使った実動訓練。

「戦争の放棄」をうたった日本国憲法はもとより、歴代政府の見解でも禁じられている
「集団的自衛権」の行使を前提にした、許し難い訓練です

6日、はたやま和也さんらとともに、訓練中止を要請するために、
東千歳駐屯地の第7師団を訪れました。

JR千歳駅で出迎えてくれたのは、千歳市議の佐藤仁さんと、党石狩地区委員長の鈴木龍次さん。
「森さんも全道回って大変だね~」
と車中、佐藤市議からねぎらいの言葉をかけていただきました

間もなく、駐屯地に到着しました


(↑ 右側に門があります)

待つこと数分。同師団司令部の渉外幹部の方が出てきます。
ニコニコして、気の良さそうな人です

え~と、この門から中に入るわけですね。

・・・あれ? 誘導してくれないなあ。

「まさか、 ここで、やるわけではないですよね??」

誰かが声を上げました。

「はい、中にお入れすることはできないんですよ」

まさか門前で、立ちっぱなしで要請を受けるのか・・?

もう、要請どころではありません。

もちろん、事前に要請することを連絡しています。
一行はそれぞれ抗議の声を上げました。

私も黙ってはいられない。

「事前に連絡もして伺っているのに、この対応はないじゃないですか。
公党が、国民を代表して要請しているのに、門前で対応するということは、
国民を拒絶しているということになりますよ」


(↑ じわじわと体が冷えてきます)

「決まっているものですから・・」
「これまでも、このように対応しているので」
「雨や雪が降っているときは、中にお入れします」

上からの指令とはいえ、渉外幹部の方の話は、何ともしっくりきません。

佐藤市議も怒ります。
「いったいどの段階での判断なのか。
これまでの要請では、中に入れさせてもらっていましたよ」

そう。今回突然、このような対応になったのです。
「最近配属された」とのことで、驚いた様子の渉外の方。

とにかく、誰が決めたことなのか、はっきりしてほしい。
直属の上司にただすよう、その場で申し入れました。

待つこと数分。

上司からの伝達は、
「上級では、そのように対応している」
というものでした。

全道を回り、自衛隊に同様の要請を行ってきた、はたやまさんが事実に基づき否定。
「だいたい、防衛省への要請で、玄関で対応しますか?」

そんなやりとりを、何度も繰り返しましたが、らちがあきません。
このような対応はとうてい認められません。
しかし、道民の不安の声を届けないわけにはいかない。

参加者でその場で話し合い、正式に文書で要請することはせず、
口頭で要請することにしました。


(↑ 訓練の中止、強行した場合は米兵の外出禁止、道民への説明などを求めました)

この間、45分以上。

体はすっかり冷え切ってしまいましたが、
それ以上に、閉鎖的な自衛隊のあり方に寒々しい思いがしました。

おそらく、今日あたりから訓練に参加する米軍が道内入りしていると思われますが、
それすらも、公表されない

この間、自衛隊と米軍との一体化が着実に進んでいます。

「集団的自衛権」の名のもとに守られるのは、日本国民の命や財産ではなく、
アメリカの利益です

国民の声を軽く扱う、今回の自衛隊の対応は、偶然ではなく、
自衛隊が、国民を守る役割から、米軍の補完勢力に変質している流れのなかで、
とらえた方がよいと思います。

自衛隊員、一人ひとりが悪いのではありません。
憲法よりも日米安保条約を上に置く、異常な国のあり方を変えなければなりません

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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