福島第一原発事故から1年8カ月以上が経過しました。時の流れの早さを感じますが、違った感じ方をしている方もいるでしょう。特に、事故の被災者の方々は―。
先日、
紙智子参院議員、
はたやま和也党道政策委員長、
鈴木龍次同5区国政対策委員長とともに、福島から札幌に避難している6人の方と懇談しました。
その中にいたのが、小学生と中学生2人の子どもを育てる母親のAさんです。昨年夏、私が「しんぶん赤旗」の記者をしていた時、取材に応じてくれました。
取材中も、他の被災者から生活相談が寄せられる多忙さにもかかわらず、嫌な顔一つせず思いを語ってくれたAさん。再訪したいと思っていました。
懇談で被災者からは、「子どもの就職が決まらない」「福島に残る夫との二重生活です。二人の高校生の子どもが進学を希望しているが、金銭的に厳しい」「福島の両親に子どもの成長を見せてあげたいが、放射能のことを考えると会わせられない…」と次々胸の内が語られました。
Aさんも「避難した人が後ろめたい思いをしなくて済むよう、国も県も避難は権利だと言ってほしい」と訴えました。
紙議員は「原発事故の責任は東電と国にあります」「原発事故の収束宣言は撤回すべきです」と強調。被災者は大きくうなずきました。
私は「皆さんのことを、いつも心に刻んで活動します」と約束しました。
原発に固執する民主や自民、原発反対は「センチメント(情緒)」(石原慎太郎「日本維新の会」代表)だと切り捨てる「第三極」。「即時原発ゼロ」を掲げ、国民とともに行動する日本共産党の躍進は、命の保障です。
[8回]
PR
http://morimori.blog-mmo.com/%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%84%E5%A3%B0/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%82%92%E8%A6%8B%E6%8D%AE%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%B0原発事故の現実を見据えるならば
COMMENT