ついに、そのときがやってきました。「総選挙」(12月4日公示、16日投票)です。
「民主党には裏切られた。でも、自民党にも戻りたくない。どうすれば日本は良くなるのか」。
8月6日に出馬を表明して以来、訪問する先々でこの声を聞いてきました。私は「その願いを受け止められるのは、日本共産党です」と訴え、たくさんの激励をいただきました。
日本共産党がのびるということは、他党が議席を増やすのとは全く違う意味を持ちます。
それは、1952年に日米安保条約が結ばれてから60年間続いてきた「自民党型政治」―「アメリカいいなり」「財界中心」の政治を終わらせ、真に主権を回復、「国民が主人公」となる国づくりへの大きな一歩となるからです。
だから財界は、何としても日本共産党の躍進を封じ込め、自分たちの利益を代表する勢力を温存しようと、自ら「2大政党」づくりに乗り出し、偽りの「対立軸」を演出してきたのです。
そして、民主党への政権交代。財界は冷や汗をかいたことでしょう。しかし、財界にとって「よりまし」の民主党政権もわずか3年で耐用年数が切れました。「自民党型政治」に変わりなかったからです。
多くの国民は新しい政治への模索と探求を強め、原発再稼働やTPP(環太平洋連携協定)を阻止しようと、行動に立ち上がっています。
いよいよ、日本共産党の出番です。「自民党型政治」を反動的に打開し、憲法も平和も民主主義も破壊する「第三極」にスポットを浴びせ、日本共産党から国民の目をそらさせるマスコミ報道があふれています。しかし、政権交代を一度体験した国民の多くは、「第三極」に対しても疑いの眼差しで見つめています。
「真の対決軸は『自民党型政治』対『日本共産党』です」―。有権者の願いに耳を傾け、思いを共有しながら、
日本共産党の改革のビジョンを語る。この輪をどれだけ広げられるかに、勝敗がかかっています。
公職選挙法の関係で、公示前の「もりもりジャーナル」は、これで終わります。次にお会いするときには、すでに総選挙の結果が出ています。
笑顔で、ともに喜びを噛みしめていることを想像してみませんか。「議席倍増」「北海道で悲願の1議席」。私たちが笑顔になる結果は、国民の笑顔と直結しているのですから―。
私、「森つねと」も、はたやま和也さんと一緒に国会で、あなたの「声」を届けている姿を思い浮かべながら、最後の最後まで、たたかい抜きます!
[5回]
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