「勝たせてやれなくて、すまなかった…」。
目にいっぱい涙をためた男性は、私の手を何度も握り返してくれました。総選挙投票日の翌日、清田区で結果報告の街頭宣伝をしたときのことです。選挙期間中、ひとけのない日没後の街頭演説に、いつもご夫婦で応援に来ていただいていました。「この人の思いを、自分はどこまで受け止められていただろうか」と恥ずかしくなり、もっと懐の深い人間に成長したいと思いました。
総選挙で日本共産党は、直近の参院選の得票・得票率をわずかに上回りましたが、残念ながら1議席減となり、北海道の悲願の議席獲得にはなりませんでした。しかし、比例ブロック(8議席)の順位は、前回の11位から9位まで上昇し、はたやま和也さんの当選に、あと一歩まで追い上げました。小選挙区で「森つねと」と書いていただいた方は、19705人(得票率8・2%)でした。
沿道から、ご自宅や商店、車の中から、本当にたくさんの力強い声援をいただきました。多くの同僚がいる工事現場で、一人ガッツポーズをしてくれた若い作業員。その勇気と、託された暮らしへの願いを、私は胸に刻み続けます。
日本共産党は、強い党です。各後援会の選挙後の「集い」では、「議席を獲得できなかった悔しさをバネに、巨大メディアの影響力を上回るような対話を日常的に広げていく」と、共通して決意が語られました。
何の見返りも求めず、草の根で国民と結びつき、悩みに寄り添い、政治を変える展望を語り合う―。この党を、一回り、二回り、大きくしたいと、強く思いました。有権者の自民「大勝」への不安、新しい政治への模索と探求が続くいまだからこそ…。
私を支えてくれた、すべての人々の思いを胸に、一人の党員として、来夏の参院選勝利に全力を尽くします。
[12回]
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