予定候補として活動する傍ら、青年・学生のみなさんと一緒に学び、尊厳を持って生きられる社会をつくるための取り組みは欠かさず続けています。限りある自分の命は、後に続く人たちの幸せのために最大限使いたい。
「失われた30年」で、日本は経済成長ができなくなり、賃金も上がらなくなりました。「ルールなき資本主義」という日本経済の構造的な弱点のうえに、弱肉強食と自己責任を特徴とする新自由主義が加わったことによるものです。
私自身、「超氷河期世代」で、社会の閉塞感を強く感じながら学生時代を過ごしました。一方、ソ連崩壊の直後だったことから、「社会主義崩壊論」の影響をまともに受けていた一人でもあり、悶々とした思いを抱えていました。
今の若い世代の人たちの生きづらさは、当時と比べても深刻です。先日、民主青年同盟の班会でお話しを聞くと、新卒の労働者が「奨学金の返済が大変」だと嘆いていました。500万円の奨学金を借りて学費を工面したものの、これから20年間、毎月2万円を返済しなければならないといいます。卒業と同時に多額の借金を背負わせる社会でいいのか。
こうした青年のみなさんと、志位和夫さんの「赤本」を使ってマルクスの『資本論』を学んでいます。私が青年だった頃と比べると、社会主義に対する忌避感は少ない。搾取がなくなり、労働時間が短くなれば、「自由に発想する時間をつくりたい」と目を輝かせます。
人類の歴史は資本主義社会で終わりではありません。社会主義の最大の特徴である、「人間の自由の開花」を正面に押し出した、党綱領一部改定案を若い世代の人たちに語り広げたい。
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