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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

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安倍政権は強くない

この間、西区、南区、中央区で活動し、終日街頭からも訴えました。天候に恵まれ、比較的暖かい日もあったものの、もちろん気温は氷点下。ときどきブルっと身震いします。でも、寒さに負けるわけにはいきません。

「野党と市民の共闘の前進、日本共産党の躍進で暴走する安倍政権を倒し、野党連合政権を実現しましょう」



思想・信条、基本的人権を蹂躙(じゅうりん)して国民を監視し、「戦争する国づくり」を強固にする「共謀罪」法案。「法的意味における戦闘ではない」と南スーダンの深刻な現状から目をそらし、「なぜ法的意味で戦闘行為があったかにこだわるかというと、(憲法)9条上の問題になるから」と居直る稲田朋美防衛相の答弁など、安倍政権の強権政治に歯止めがかかりません。

こうした現状に対し、不安を覚える人は確実に増えていると、街頭に出ると実感します。

信号待ちの車内で訴えを聞き、怒りの表情を浮かべながら節々でうなずき共感してくれる女性。手でサインを送ってくれる人。



「安倍首相は株価のことしか考えてないよ。あなたの言った(大企業と富裕層の優遇税制をあらためる)ことはその通りだ」

演説が終わり撤収の準備をしていると、男性が駆け寄って声をかけてくれました。「反自民」という男性。投票先はそのときどきの判断で野党に入れているとのことですが、力強く激励してくれました。



安倍政権は一見すると強く見えますが、国民の中に基盤はありません。安倍政治に代わる政治の展望を多くの国民のみなさんと共有し、次の時代を着実に準備したいと思います。

今日は息子が発熱。体調の悪さでグズり、ハイになって動き回ろうとしていましたがだいぶ落ち着いてきました。明日も頑張ります!

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「コーヒーを飲んでいきますか」

「コーヒーを飲んでいきますか」

党支部や後援会のみなさんと行動した後、声をかけてもらうことがあります。そんなとき、どうしても時間がないとき以外はありがたくいただくことにしています。ご厚意を無駄にしたくないという思いと、思いがけないお話しや悩みを聞くこともあるからです。

先日、中央区で活動したときのこと。少しだけ時間があったので、ともに行動した女性党員のお宅にお邪魔して1杯ごちそうになりました。しかもお菓子付きで嬉しい!



話題になったのは今後の暮らしについてです。「私ね、これからのことを考えるとすごく心配になるの」。

物腰は柔らかいけれど、いつもはつらつとしている高齢の女性。少し意外な言葉でした。

持ち家でローンの支払いを終えたことから、何とかやりくりできるものの、少ない年金で贅沢はできません。

さらに、今は周囲の支えがなくても自分一人で日々の暮らしを送ることができますが、いつまで続くかわからないという不安があります。将来は自宅を売り払い施設に入ることも考える一方、少ない年金でも入れる特養ホームには限りが。サービス付き高齢者むけ住宅(サ高住)などに入るのは不可能だといいます。



「なんのために一生懸命働いて、子どもを育ててきたのかしら。せめて年金でも入れる施設をもっとつくってほしいわ。森さんが国会に行ったぜひ、取り上げてほしいの」。身が引き締まる思いでした。

この女性が心細い思いをしているのには、もうひとつ理由があります。長年連れ添った旦那さんを病気で失ったことです。私も直後にそのことを知り、とてもショックでした。夫婦で支えあっている姿を見ていたからです。

実はこの日、日程が少し立て込んでいたのですが、そのことも頭にあってご自宅にお邪魔しました。コーヒーをいただいている最中も、テーブルに置かれた旦那さんの遺影が何度も目に飛び込んできました。

帰り際、仏壇の前で手を合わせました。

周囲に飾られた、たくさんの色とりどりの生花が、女性と旦那さんの関係の深さを物語っていました。ふと見ると、オーディオセットの前にLPレコードが。「クラシックを聴くのが夫の趣味だったの」。



旦那さんの供養のためにと毎日、レコードをかけて聴かせているというのです。私は少し恐縮しながら、レコードを少しだけかけてほしいとお願いすると、快く承諾してくれました。

「ジジ・・」。針がレコードに触れると、暖かく、心地よい音色が室内に響きます。でも次の瞬間、悲しみや恐怖にも似た思いも込み上げてきました。この女性が一人、この部屋でレコードをかけている姿が目に浮かんだのです。

「夫と毎日、対話しているんですよ」。若い頃、苦しいとき、自分の分まで頑張って家族を守ってくれた旦那さん。いまでもずっと感謝しているといいます。

「ちょっと古い言葉かもしれないけれど、私にとって夫は『同志』なんです。夫に対して、恥ずかしくない生き方をしたいと思っています」

凛とした表情で語る女性の目にはうっすらと涙が浮かんでいました。

誰一人として同じ人生を歩んでいる人はいません。さまざまな困難を乗り越えて歳を重ね、社会を支える一員として生きてきた人たちが、誇りを持ち続けたまま人生を終えられる社会にしたいと強く思いました。

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日本の政治の新しい時代をさらに前へ

この会議が後の時代から見て、歴史の分岐点になるかもしれません。日本共産党第27回党大会に参加しています。

静岡県熱海市の伊豆学習会館を会場に、昨日から18日まで4日間の日程。全県から選出された代議員が一堂に会する、党にとって最も重要な会議です。

この党大会に、党の歴史の中で初めて他の政党の代表が参加されました。



民進党の安住淳代表代行、自由党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表が登壇。割れんばかりの拍手で迎えられました。その光景は新しい時代の始まりを強く印象付けるものでした。

安住代表代行はひと呼吸おいて、低い声で「この舞台に立っていることに歴史的使命を感じる」と語りました。

そして、「われわれと日本共産党の間には、安全保障、エネルギー、社会保障と考え方に隔たりがあります。しかし、完全な一致は難しいが、一つひとつ真摯に話し合えば、ある程度の幅に収めることはできるし、選挙協力も見えてくる」「違いをことさら強調するのではなく、大局観で一致点を求めれば、政治を動かすことができる」と述べました。



会場がどよめいたのは小沢代表の登壇です。急きょ、あいさつすることになった小沢代表。存在感に圧倒されました。

小沢代表は「戦後の憲政史上、大きな転換期を迎えるなかで党大会を迎えています。この転換期を促した原動力は、あなた方、日本共産党です」と強調。参院選1人区の野党共闘について、「高く、高く評価し敬意を表したい」と述べました。

同時に、自民・公明が3分の2の議席を獲得したことから、「私たちから見れば勝利とは言えない」と指摘。「われわれ野党がもっと緊密な協力関係を構築し、安倍政権を倒し、政権交代を実現しよう」と訴えました。



社民党の吉田党首も「真の野党共闘を達成しなければならない」と、情熱を込めてあいさつ。「衆院(小選挙区)の一本化は、295通りの難しさがあります。でも克服しなければなりません」「選挙協力の協議は加速すると思います」と力を込めました。

「元祖野党共闘は沖縄」だと述べた糸数代表は、日米両政府によって沖縄県民が虐げられている実情を鋭く告発したうえで、「安倍政権打倒のために、野党が力を合わせて、決して戦争できない国をつくるために頑張る」と決意を語りました。

志位和夫委員長は一人ひとりの代表と固く握手。そして、すべての代表があいさつを終えた後、政党代表を交え会場の全員で「団結がんばろう」と、拳を突き上げました。



私が印象的だったのは、数々の修羅場を乗り越えてこられた各政党の代表の緊張した様子です。

日本共産党にとって、野党共闘は新しい探究であり、挑戦でした。しかし、経緯はともかく、「日本共産党を除く」という体制が長く続いたなかで、他党にとっても共産党との共闘はハードルであり、党大会への参加は大きな決断を要したのではないでしょうか。各党のみなさんに心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。

志位委員長は開会あいさつでこう述べました。

「開始された日本の政治の新しい時代を、さらに前へ動かす党大会として成功させよう」

安倍自公政権とその補完勢力に、野党と市民の共闘が対決するという、日本の政治の新しい時代の扉を開くために、私も微力ながら貢献したいと思います。

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餅つきの音に・・

保育園で先日、餅つきがあり息子と参加しました。

息子はまだ餅を食べることはできないのですが、日頃お世話になっている保育士のみなさんやお父さん、お母さんたちと交流できればと思い参加しました。

「最近、つかまり立ちやハイハイが本当に上手になりましたね」

同じクラスのお母さんが声をかけてくれました。日々の送り迎えで息子のことも見てくれているのは嬉しい。



息子にとって初めて見る餅つきです。「バチン、バチン」と杵が餅に当たる音に息子の反応は・・。

「びぇ~ん」。泣いてしまいました(笑)大きな音と餅を突く動作も怖かったのかもしれません。見えない所まで離すと泣き止みましたが、餅を突くたびに、何度も音がする方向を振り返っていました。

一日一日成長していると実感する息子。最近は自分と他者との関係が気になるようになってきました。家にいれば、一人でいる時間よりも、私や妻と一緒にいる時間を好むようになり、細い腕を伸ばして立ち上がる練習の付き合いを求めてきます。

息子の成長にとっても、私にとってもかけがえのない時間を大切にしたいと思います。

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勇気をもらった街頭宣伝

今週は西区を中心に活動し、終日街頭から訴えました。宣伝を支えてくれた後援会員・党員のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

札幌は道内では比較的冬場も暖かい地域ですが、日中でも氷点下10度前後まで下がることも。体が冷えないよう防寒対策は万全ですが、寒暖が激しいときや突然の吹雪はさすがに堪えます。

でも、そんな辛さを吹っ飛ばしてくれるほど、沿道や車内からの声援がすごいんです。

手でサインつくって笑顔を見せてくれる人。通りすがりに肩をポンとたたいてくれる人。握手を求めてくる人。寒いのにわざわざ車の窓を全開にして手を振ってくれる人。地元の党員の方も「まさかこの場所でこんなに反響があるとは」と驚くほどです。



「(安倍政権は)やりたい放題じゃない。テレビ(のニュース)なんか見たくないから消すんだよ」

ある高齢の女性は怒りをあらわにしました。「国民も悪い」と話す女性。その国民が安保法制をめぐって立ち上がったこと、日本共産党が野党と市民の共闘に力を尽くしていることを話すと、「そうだ、そうだ、それしかないよ。頑張って」と握手をしてくれました。

年金について演説していると、「年金は少ないわね・・」とつぶやきながら通りすがる買い物帰りの女性もいました。

安倍政権の支持率は比較的高く推移していますが、丸ごと支持されているわけではありません。個別の政策では反対も多い。しかも、嘘やごまかしで乗りきっている状況です。

こういうときだからこそ、安倍政権にかわる存在として野党がしっかりまとまれば、政権を覆すことは可能です。市民のみなさんからもらった勇気を力に、ますます頑張ろうと思った街頭宣伝でした。

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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