新しい政党ポスターは、志位和夫委員長が「野党+市民 力あわせ、未来ひらく。」と呼びかけるもので、党員や後援会員のみなさんが雪の中、懸命に張り出しています。志位さんの手の動きは手話で、「結束」という意味を表しています。
先日、耳の不自由なろう者と手話通訳者など健聴者の方々でつくる、日本共産党のポプラ後援会の集いに参加しました。「憲法を無視する安倍政権が怖い」「野党共闘の効果は」など活発な議論が繰り広げられ、私も輪の中に加わりました。
会場はたくさんの参加者で熱気に包まれているものの、話し声はほとんど聞こえません。でも確かに、手話を通じてあちらこちらで意志疎通がされているのです。
あるろう者の男性は、手話は単なるコミュニケーションではないと強調します。「コミュニケーションという捉え方だけでは、手話通訳者を増やせばいいという発想になります。手話は言語なのです」。手話通訳者の女性は、ろう者の方が病院受診を希望した際、手話通訳者の同伴を求められた事例を紹介してくれました。
私を含め健聴者は国内で意志疎通に困ることはありません。しかし、ろう者の方は同じ日本に住んでいながら生活の様々な場面で差別されていると実感しました。だからこそ、立憲主義、個人の尊厳を踏みにじる安倍政権に対し強い危機感を抱く方が少なくないのではないでしょうか。
ろう者の方の基本的人権が尊重される社会を実現するためにも、「結束」して安倍政権にかわる新しい政府をつくりたいと思います。
[2回]
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