総選挙が終わりました。激しいたたかいでした。数々のドラマを生んだたたかいでもありました。歴史的総選挙を支持者、後援会員、党員のみなさん、多くの市民のみなさんとたたかうことができたのは、私にとって誇りであり希望です。
22日の投票日は棄権防止活動の後、開票速報を固唾をのんで見守りました。
午後11時ころ、道1区の野党統一候補で立憲民主党から立候補した道下大樹さんが接戦を制し、NHKが「当確」を発表。すぐに車を走らせて道下事務所を訪れ、目を赤く腫らした道下さんと握手を交わしました。
私は「市民のみなさんの思いをしっかりと国会へ届けてください。たたかいはこれからですから」と激励しました。
その足で共産党の選挙事務所へ。張り詰めた緊張感が漂うなか、最後の1議席を争う攻防が続きましたが、翌日の午前3時ころ、畠山さんの落選が決まりました。北海道の唯一の党衆院議員でした。「私の力不足」だと語る畠山さんに「力不足は私たちだ」と心の中で何度もつぶやきました。
ある新聞記者に「森さん、役割を果たしたのではないですか」と尋ねられ、「果たした役割は半分です」と答えました。達成率50%-。これを大きいと見るか、小さいと見るかは人それぞれでしょう。わずかな票で畠山さんの議席を落とした無念さは残ります。
しかし、市民と野党の共闘の成功のために奮闘し、身を削る思いで野党統一候補を押し上げた後援会員、党員のみなさんのたたかいは歴史に刻まれます。
ともに共闘の運動をすすめてきたある市民の方からこんなメッセージをいただきました。
「北海道で安倍政権ノーの民意を反映することができました。これは森さんをはじめとする日本共産党の協力なしには実現不可能でした。あらためて感謝申し上げるとともに、比例区で(共産党の)議席獲得に結びつけるだけの力を発揮できなかったことをお詫びします」
無党派や他党を支持する市民のみなさんがいま、ブレずに筋を通す日本共産党を見直し、新たな注目と期待を寄せてくれています。選挙戦でも「比例は共産党」と広げてくれました。このときに肩を落としたままでは、市民のみなさんに顔向けできません。
私は必ず捲土重来を期す決意です。
有権者のみなさんの暮らしの願いに寄り添い、複雑に見えるような激動の情勢でも政治変革の展望を共有する日常的な活動を強めるとともに、21世紀の先々まで見通した強くしなやかな党をつくりたい。
そして、市民と野党の共闘をさらに発展させて、憲法を破壊する安倍政権に立ち向かうための「救国統一戦線」を築くためにいっそう奮闘することを誓います。
[3回]
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