まずは、ご報告から!
フェイスブックでも先ほどお伝えしましたが、矢臼別場外着弾の問題(昨日のブログで既報)で進展がありました
菅義偉官房長官は今日午前の記者会見で、米軍が防衛省に対し、原因究明と再発防止策がとられるまでの間、実弾射撃訓練を当面中止すると伝えたことを明らかにしました!
重大事故になりかねなかった場外着弾
危険な訓練は、このまま全面中止にさせましょう!
さて、今日は「しんぶん赤旗」の記事から。
すでに問題になっていますが、安倍首相の「国民年収150万円増」発言に、怒りの声が広がっています
(↑ 6月11日付「しんぶん赤旗」より)
安倍首相は東京都議選の応援演説で、くり返し「10年間で国民の平均年収を150万円増やす」とのべています。
政府の成長戦略で「150万円以上」増やすとしているのは、1人当たりの「国民総所得」(GNI)。
聞きなれない言葉です
この「GNI」には、企業が海外でもうけた分も含まれるため、GNIの増加=(イコール)国民の所得増ではありません。
記事によると、実際、小泉内閣の5年間で、1人あたりのGNIは18万円増えたものの、賃金は16万円減っているとのこと。
企業が海外で利益をあげる一方、国内の人件費を抑えて利益を確保すれば、国民の所得は減っても、GNIが増えることはありえるのです。
首相は演説で「年収」「平均年収」「1年間の年収」「みなさんの所得」と言い換えているようですが、どれも間違い
菅官房長官は「分かりやすく説明しようとしたんだろう」と釈明したそうですが、そもそも概念が異なるわけです。
「日本企業」といいながら、日本の国民と経済への責任を放棄してしまった「日本」の多国籍企業。
私は、この安倍首相の虚偽発言の根底には、大企業がもうけを増やせば、いずれ国民に「滴り落ちてくる」という、古いトリクルダウンの発想があると思いました。
企業が利益を増やしても、それが自然と国民の所得増につながらないことは、この間の経験で明らかです
今日のお昼、札幌の大通3丁目で行った街頭宣伝で私は、
「大企業に対し、260兆円の内部留保を活用した賃上げを、正面から迫るべきです」
「欧米なみに中小企業への支援策を強め、最低賃金はせめて1000円以上にしましょう」
と訴えました。
(↑ 参院選比例予定候補【第2次】木村けんじさんと行った昼宣伝)
男子高校生が握手を求めてきたり、足を止めてじっと聞き入る人がいるなど、反響がありました
働く人の所得が増えてこそ、経済の好循環をつくることができます。
力を合わせて、実現しましょう
[3回]
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