道庁前反原発抗議行動が9月1日、2カ月ぶりに再開され私も参加しました。
元スタッフによる不祥事が発覚、多くの人々が胸を痛めるなかで、主催する北海道反原発連合は繰り返し説明会を開き、寄せられた意見も踏まえ再発防止策を発表。
一方、活動休止期間中も道庁前には自主的に市民が集い、原発ゼロの意思表示を続けました。それはこの行動の原点とも言える光景でした。
「たとえ自分一人しかいなかったとしても、自分のためにも、被災者のためにも原発反対の声を上げたい」
抗議行動が始まったとき、当時しんぶん赤旗記者だった私の取材に応じた女子学生の思いです。
福島原発事故の後、やむにやまれぬ思いで始まった反原発の運動がさまざまな運動と合流し、安保法制反対の史上空前の運動に結実。野党と市民の共闘へと発展しました。
民進党の代表選を受けて、共闘に否定的な影響をもたらすとの論調もあります。しかし、野党と市民の共闘は、特定の政党や野党だけのものではありません。市民のみなさんとつくりあげてきた国民の共有財産です。原点を踏まえ、立憲主義の回復という大目標の達成へ奮闘し続けます。
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