「11日」という日にちを聞いて、最近はピンと来ないという方もなかにはいらっしゃるかもしれません。東日本大震災と福島原発事故が発生した、2011年3月11日。もう4年と2カ月が経過しました。
昨日11日、原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は、札幌駅前で「原発即時ゼロ」「子ども・いのち・くらし」を守る100万人署名に取り組みました。ふくしま復興共同センターが呼びかけているもの。私もマイクを握りました。
時間の経過とは裏腹に、いまだに12万人もの福島の人々が避難生活を続け、放射能汚染水の流出など事故収束の見通しが立たない原発事故。くらしと生業の復興、本腰を入れた収束作業はまったなしの課題です。
にもかかわらず、国も東電も事故から5年をひとつの区切りに、原発事故は終わったものにしようとしています。福島原発で行っている作業は事故収束のためではなく「廃炉」のための作業とすり替え、避難措置や除染、賠償も相次いで打ち切られようとしています。
こうした流れのなかで、経産省は新「エネルギー基本計画」に基づく電源構成案を発表。安倍政権は、原発を未来永劫使い続け、建て替えや新増設さえ視野に入れています。
署名行動では、「原発」という言葉を聞いて足を止め、署名する方がたくさんいらっしゃいました。国民の世論と運動が原発を再稼働させない何よりの力になっています。「福島を忘れない」――原点を胸に、これからも原発ゼロの日本をめざしてみなさんと歩んでいきます。
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