昨日ほどたくさんの涙が出た日はありませんでした。そして、涙がこんなに変化した日もありませんでした。
昨日の午前中、選挙結果の報告のために、白石区の各地域で宣伝を行いました。日本共産党は勝っても負けても、投票日の翌日、有権者のみなさんに報告を行います。
4選を果たした伊藤りち子市議と交代しながら宣伝カーで走行中にもマイクを握る予定でしたが、少しでも下を向くと涙がこぼれてくるので断念。街頭でのみご挨拶しました。
最初は地元・川下。すると、事前に周知していたわけでもないのに、すぐに支持者の方が駆けつけてくれました。
「勝たせてあげられなくてごめんね・・」
いやいや、こちらの方が申し訳ないのに・・。
どこで訴えても、支持者の方が激励に駆け寄ってきてくれました。「1回落ちたくらいでへこたれたらだめだよ」「必ず、戻ってきてね・・」。
夜には白石の党と後援会の「ご苦労さん会」が開かれました。ここでもたくさんの声をかけていただきました。
ある女性たちは私の席まで来ていただいて「お願いだから上を向いて。お願いだから・・」「必ずバッジをつけて」と目を赤くしながら、私の体を揺すりました。「俺、森さんのこと大好きなんだよ」と泣きじゃくりながらハグをしてくれた男性もいました。別の男性は「森さんは白石の希望の星なんです」とマイクで訴えてくれました。
候補カーの運転をしてくれた男性は、強い声で「まだ乗れるから」と私に声をかけて、会場を去っていきました。目には涙が浮かんでいました。
各後援会からのスピーチも「もっとやれることがあった」と、次の選挙にむけての決意が相次ぎました。
ありがとう。ありがとう・・。みんなの涙を見て、私の涙も悔し涙から、決意の涙に変わっていくのを感じました。
今回の道議選で日本共産党は現有1議席から4議席へと躍進させることができました。会派交渉権を得て代表質問ができるほか、本会議での質問時間は年間20分から130分へと6倍に増えます。
選挙期間中、私は「国いいなりの道政から道民主役の道政に変えよう」「泊原発の再稼働ストップ。再生可能エネルギーNO.1の北海道へ」「大企業応援から、地元で踏ん張る中小企業や、自立したくてもできない非正規の若者を応援する道政へ」「戦争立法を許さず、憲法を生かし日本にしかできない平和外交を」と訴えました。
私が議会でこの声を届け、論戦することはできませんが、4人の仲間たちが必ずやり遂げてくれるものと確信しています。
ところで、投票日の深夜、私の落選が確定したとき、一番最初に涙を流したのは私ではなく伊藤りち子市議でした。自分のことのように受け止めてくれた伊藤市議。現職でありながら、選挙期間中、一貫して私に光を当て続けてくれたのも伊藤市議でした。人の痛みがわかる素晴らしい市議会議員を再び議会へ送ってくれた白石区のみなさんの良心に胸がいっぱいです。
日本共産党が支援した佐藤のりゆきさんも現職を相手に114万票を得て大善戦でした。道民はいまの高橋道政に決して満足していないことを示しました。
(↑ くま〇ン秘書は解任され、わが家の住民に。お疲れさまでした)
たたかいはこれから。私にできること、改善すべきこともたくさんあります。私に1票を託していただいた1万4197人もの有権者のみなさんの期待に応えないわけにはいきません。
国政を含めて3度目の挑戦でしたが、森つねとの体と魂は、自分だけのものではないと、あらためて学ばされた選挙戦でした。心と体を立て直しながら、次のたたかいへまい進する決意です。
[9回]
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