「(息子が)保育園で頭を打った。これから病院へ行くから来て」
妻から電話が入りました。電話口からは救急車のサイレンの音。
「え?意識はあるの?」「ある。じゃあ病院で」
短いやり取りでしたが命に別状はないと確信し、病院へ急ぎました。それでも、顔を見るまで安心はできません。
病院へ着くと、担任の先生が処置室の前で待っていてくれました。
「申し訳ありませんでした!」。思いがけない転倒で頭を打ち付けてしまったとのこと。先生の目は赤く腫れていました。園長先生も駆け付けました。
(写真は当日のものではありません)
妻に抱っこされた息子と面会すると、疲れて少し眠そうでしたが普段と変わらない様子。間もなくしてMRIで脳の状態を検査しました。
結果は「問題ない」とのこと。「子どもの頭蓋骨は柔らかく、大人より衝撃を吸収することができます。もし変化があれば連絡をください」。お医者さんは笑顔で話しました。
遅い時間でしたが、息子を気遣いながら最後まで寄り添ってくれた園長先生と担任の先生。感謝の気持ちを込めてねぎらい、その場をあとにしました。
私たち夫婦はもちろん息子のことが心配でしたが、先生たちはそれ以上に責任を感じ心配されたはず。命を預かる保育の仕事はいつも緊張を強いられます。これからも協力して息子の成長を支えていきたいと思います。
[3回]
PR
http://morimori.blog-mmo.com/%E5%BE%92%E7%84%B6%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%AB%E2%80%A6/%E6%95%91%E6%80%A5%E8%BB%8A%E3%81%A7%E3%83%BB%E3%83%BB救急車で・・
COMMENT