先日、友人の結婚式がありました。華やかで温かく、最初から最後まで見せ場をつくる一方、行き届いた出席者への配慮。プランナーと何度も打ち合わせを重ねたのだろうと思いました。笑いと涙が交錯する夢のような時間でした。
新郎とは20年来の付き合い。私が大学2年生のとき、高校1年生だった彼が民主青年同盟に飛び込んできたのがきっかけで、活動のお手伝いをさせてもらいました。弟のような存在で、就職してからもときどき会って心配していることを伝えたりしました。結婚すると聞いたときは自分のことのように嬉しくなりました。
そんな彼から今年に入って、「結婚式の2次会の幹事をお願いしたい」と話があり、即決しました。
衆院の予定候補として走り回り、育児に追われる日々。本来は誰かのお手伝いをできる状況にはありません。もちろん、新郎もそのことを百も承知で私に依頼しているわけです。そうであるなら、損得抜きに献身する姿勢を身をもって示し、新郎を激励したい。一肌脱ごうと思いました。
いざ準備を始めてみると案の定、自分の首を締めるような状況になりましたが、それは他の幹事も同じでした。仕事の後くたくたになりながらも集まり、様々なアイディアを出し合います。そうしたなかで、回を重ねるごとに幹事同士の結束も強まりました。「この人はこんなに頑張れる人なのか」と新たな発見と感動がありました。
当日の2次会では、最後に渾身(こんしん)のVTRを上映しました。新郎のお母さんからのメッセージです。私が発案し、2度にわたって実家に出向き撮影したもの。新郎の隣で泣いているようにも見えた新婦の姿を見て、思いが届いたと思いました。
苦労もあったけれど、新しい人生のスタートに立ち会わせてくれた新郎・新婦の二人に、心から感謝しています。
人生は思うようにはいかないものです。しかし、どんな境遇に置かれても、仲間を信じ、自ら主体的に切り開いていくなら、誰もが社会の主人公として生きることができます。そうした生き方を選び、困難を乗り越えて結ばれた二人は、きっと周囲からも愛される温かい家庭を築くだろうと信じています。これからも一緒に頑張ろう。
[2回]
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