みなさんもご承知の通り、北朝鮮が3度目の核実験を強行しました。
2006年、2009年の核実験に続くもの。
これは、すべての核兵器、核計画の放棄を求めた国連安保理決議2087(1月22日採択)
に明確に違反するものであり、核廃絶を求める世界の人々の願いにも反する、
許し難い暴挙です
ヒロシマ・ナガサキと核兵器による被爆を経験した日本の国民として、絶対に容認できない。
すぐに知人からメールが送られてきました
「北朝鮮が悪いのははっきりしているが、どうすればよいのか。
暴走するのではないかという不安もある。話し合いで解決することは難しいのだろうか」
と自問自答し、解決を望む内容でした。
多くの方も、同じような思いを持たれているのではないでしょうか。
確かに北朝鮮は、国際社会では通用しない独自の論理を展開することがあります。
今回の核実験を強行するにあたっても、
「世界の非核化が実現されるまで、朝鮮半島の非核化はあり得ないことが明白になった」
などと、国際社会に追いつめられ、核実験は不可避だと正当化する主張をしていました。
しかし、こういう国だからこそ、相手に付け入るすきを与えず、
こちら側が理を尽くすことが大切です。挑発に乗ってはいけない。
北朝鮮は2005年、同国の核兵器計画の放棄を決めた「6カ国協議」の共同声明
の採択に加わっています。
国連のパン・ギムン事務総長も国連安保理決議2087の採択の後、
「朝鮮半島の非核化と、地域の永続的平和を実現する唯一の道は対話だ」
と述べ、6カ国協議の再開にむけて各国が努力することを呼びかけました。
核実験問題を解決する道は、国際社会が足並みをそろえて平和的外交的な解決に徹し、
核計画の放棄を要求することです。
そして、北朝鮮は、国際法や国際的な合意を守ってこそ、
国際社会の一員として認められ、自国の経済発展の道も開けることを
自覚すべきです
[3回]
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