気分転換にチェーン店のレストランに入ると、レジカウンターの横に絵本が並んでいました。目に飛び込んできたタイトルがありました。「へいわってすてきだね」。迷わず手に取り開くと、さらに驚きました。知っていた詩だったからです。
「へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ」から始まる詩を書いたのは、沖縄出身で当時6歳の安里有生君。2013年6月の沖縄全戦没者追悼式で朗読したもので、テレビのニュースでも流れました。ちょうど参院選の直前で、たどたどしさの中にも揺るがぬ信念を感じる言葉の一つひとつに心を打たれ、演説でも紹介しました。
美しい海と青空に囲まれた与那国島の日常の光景や家族・友達との心の交流と対比し、引き継がれる沖縄戦の惨禍を叙述。「ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ」と、吐露します。
親になり、以前にも増してこの子の願いが胸に響きます。思いを受け止め、絵本にしてくれていた長谷川義史さんの熱意と誠実さにも心を動かされました。
詩はこう結ばれています。「これからも、ずっとへいわがつづくようにぼくも、ぼくのできることからがんばるよ」。私も、あなたと一緒に頑張るよ。
[3回]
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