今日は、志位委員長や紙智子比例候補と一緒に、旭川と札幌で街頭演説会を行いました。
その後、道庁前の反原発行抗議行動へ。
私は「しんぶん赤旗」の記者時代、毎回取材をさせていただいていました。
そのなかでも、記憶に残る取材があります。
初めてこういう抗議行動に参加したという、18歳の女子学生。
自作のプラカードを持つ手がかすかに震えていました。
「被災者のために力になりたい」と、勇気を出して参加していたのです。
「一人でも声をあげたい」と行動するその姿に、心を打たれました。
この市民の運動が、2年目に突入しました。
国も道も北海道電力も、この声に耳を傾けるべきではないでしょうか
泊原発が稼動していなくても、道民の節電の努力もあり、今年の厳しい冬も電気不足にはなりませんでした。
泊原発の必要性がないことが、事実によって証明されています。
「原発を再稼働しないと電気代が高くなる」という「脅し」もされています。
でも、実際には原発があるからこそ、その維持費などで電気代が高くなるのです(以前掲載の「原発のない北海道をつくりたい」も参照してください)。
原発なくして電気はどうするの、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私、森つねとは、自然エネルギーの普及にこそ、力を入れるべきだと考えます。
日本のエネルギー自給率はわずか4%です。
食料もエネルギーもこのまま海外に依存していてよいでしょうか
日本には豊かな自然があります。
とくに、北海道は太陽光・風力・木質バイオマスなど、自然エネルギーの宝庫です
道内の自治体のなかには、自然エネルギーを利用した先駆的な経験が生まれています。
こうした経験にも学びながら、「原発なくして大丈夫?」ではなく、「原発なくしてエネルギーをどうまかなうか」と議論し、知恵を集めることが大切だと思います。
日本共産党は、自然エネルギーの普及について、北海道として目標を持ち、10年で20%、20年で40%にすることをめざします。
その実現に向けて、国が後押しする政策を求めます。
ドイツでは自然エネルギーの普及がはかられ、エネルギーに占める割合を増やしています。
「自然エネルギーは供給が不安定」とも言われていますが、多様なエネルギーを組み合せ、分散させることで、安定化させることができます。
自然エネルギーの開発は、それぞれの地域が、それぞれの地域の自然条件を活かしたものになります。
だから、地元の中小企業が仕事をする機会が増え、雇用も増えます。
いままで石油などを買ったら、地域の外にお金は流出していました。
それが地域の中で循環して、地域経済を豊かにします。
自然エネルギーを普及するうえで、一番障害になっていることがあります。
自民党の原発推進政策です。
即時原発ゼロ――原発の再稼働をしない政治決断こそ、求められています。
福島原発事故を体験した日本だからこそ、自然エネルギーの先進国になりましょう
「原発ゼロ」への願いは――
北海道選挙区は、森つねと。
比例代表は、日本共産党とお書きいただき、託してください
[8回]
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