福島第一原発が危機的状況です。
毎日、最大600トンもの放射能に汚染された地下水が海へ流失し、汚染水を貯水するタンクからの漏えいも相次いで発覚しています。
目に見えない放射能。その危険は、静かに、しかし確実に私たち国民に迫っているのです。
先日、札幌市厚別区の集合住宅や近隣に住む、原発事故避難者との懇談会に参加しました。日本共産党の神山悦子福島県議が、県外避難者の実態を調査するために開いたもので、真下紀子道議らも参加しました。
張りつめた空気の中、最初に発言したのは、福島県南相馬市から避難した2児の母親です。
事故後、子どもたちはストレスから深い心の傷を負ったといいます。飛び降り自殺をはかろうとしたり、包丁で手首を切ろうとしたり…。母親は必死でこれを食い止めてきました。
「子どもたちを被ばくさせたくない。でも、老後のためだった蓄えも限界です。どうしたらいいか教えてください」
母子避難者が多く、母親自身のストレスも大きい。避難をめぐって家族が離散したケースも少なくありません。
「この団地から一人の自殺者も出したくない」。自ら避難しながら避難者のまとめ役を担う女性の願いです。
170世帯が暮らす厚別の集合住宅は来年度以降の支援が打ち切られようとしています。
国は全ての英知を結集して原発事故の収束にあたり、避難者支援に責任をもつべきです!
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