「若者の車なのに、オバアが乗っていたら迷惑でしょ」
ある日の昼食休憩で、主任アナのNさんが、にっこり笑って言った。
Nさんは61歳。
「オバア」という年齢ではないと思うのだが、乗務員のなかでは高齢だ。
とにかく、ハキハキしているNさん。
「肝っ玉母さん」という言葉がぴったりだ。
地元から乗務したアナの不手際にも容赦なく、「正確に話してください!」と激が飛ぶ。
森つねとカーの運行が始まったころ、私は少し厳しすぎるのではないかと思うときがあった。
しかしそれは、浅はかな考えだった。
「あなたの話しを聞いて、涙したわ。だから自分から『乗りたい』って言ったの」
私は以前、札幌市内で行われた、ある後援会の決起集会で立候補の決意を話したことがあるのだが、それを聞いて、自ら乗務員に名乗り出てくれたのだ。
「絶対に森つねとを勝たせたい」
その思いが、妥協を許さない厳しい指導になっている。
他の乗務員もそのことを十分に理解しているのだ。
個人宅で食事をしていると、部屋の奥から日本共産党への支持を訴えている声が聞こえてくる。
いまこの時間も、全道で後援会員、党員のみなさんが必死に「選挙区は森つねと」「比例代表は日本共産党」と訴えているのだ。
それが、候補カーへの近年にない声援となって返ってきている。
何の見返りも求めず、ただ国民の利益のために、住民の願いに耳を傾け、自民党政治に変わる新しい政治を語り合う後援会員、党員のみなさん。
企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、すべて国民のみなさんに依拠して活動する日本共産党の姿だ。
選挙戦はあと3日。
鉄壁の主任アナ・Nさんもたまにミスが出るようになってきた。
乗務中の厳しさとは違い、車から降りると冗談を言って場を和ませているNさんも、疲労は相当たまっているはずだ。
でも、決してマイクを離そうとはしない。
この姿にどれだけ励まされているだろうか。
バブルと投機をあおる「アベノミクス」、原発の再稼働と輸出、日本をアメリカに売り渡すTPP参加、戦争できる国へすすむ憲法9条の改悪――危険な暴走を始めている自民党の安倍政権。
これと正面から対決し、建設的な対案を示す日本共産党を、何としても、のばしてください!!
北海道選挙区は「森つねと」
比例代表は「日本共産党」
全道・全国ひとつで、広げに広げてください!!!
[17回]
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