早いもので今年もあと3日となりました。イベントが続く年末は何かと出費も多くなります。私もクリスマスは息子にささやかなプレゼントを贈りました。自分の手の存在を確認するかのように、最近よく手遊びをしている息子。手で感触を楽しめるおもちゃにしました。
それにしても、買い物をするたびに8%の消費税の負担は大きいと実感します。これ以上の増税なんてとんでもない。安倍政権は再来年の4月から消費税を10%に増税しようとしています。生鮮食料や加工の食料品などについて「軽減税率」を導入するといいますが、5兆4000億円の増税で、「軽減税率」による「減税」は1兆円程度。1世帯(2人以上)あたり年間4万円以上の負担となり、消費税の負担は25万円を大きく超えることになります。
だいたい、「軽減税率」ってなんでしょうか。例えば8%を5%に引き下げるというのなら「軽減税率」と言えますが、実際は一部品目を8%に「据え置く」だけのこと。消費税の大増税に違いありません。自民党の“選挙対策”であることは多くの国民が知っています。しかも「軽減税率」の財源を確保するために、4000億円の低所得者むけの対策もやめるというのです。高齢化に伴って社会保障費が自然と増える分について、年間3000億円から5000億円も削減する計画も立てています。
その一方で、史上空前のもうけをあげている大企業には巨額のばらまきです。外形標準課税を拡大し、赤字の中小企業への課税強化をねらうなかで、法人税の実効税率は32%から20%台に下げようとしています。戦争法を具体化するために、軍事費も戦後初めて5兆円を超える見通しです。国民や中小企業を痛めつけ、大企業優遇の減税と軍拡をすすめる――。消費税の増税は、平和も、税の民主主義(所得の多い人からはより多く、少ない人からはより少なく課税し、再分配する)も壊しています。
消費税導入から26年。消費税が「社会保障のため」にも「財政再建のため」にもなっていないことは、証明済みです。富裕層ともうけを増やしている大企業に応分の負担を求め、賃上げを行ってこそ、税収が増え、財政再建と社会保障を充実する道が開けます。
この間、消費税廃止北海道各界連のみなさんと増税中止の署名活動をしたり、日本共産党の支部のみなさんと地域を歩き、「日本共産党の躍進で安倍政権を変えよう」と呼びかけ、「しんぶん赤旗」をお勧めしています。行く先々で「共産党頑張っているなあ」「(戦争法廃止の)国民連合政府はいいね」と激励をいただいています。
今年もあとわずかですが、最後まで頑張ります!
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