市民と野党の共闘がいま、本当に輝いています。この道を探求してきてよかったと心から思います。
昨日、札幌の大通公園で「STOP安倍政治!中央区実行委員会」主催の街頭宣伝に参加しました。
民進党の前原誠司代表が「希望の党」への合流を提案。同党の両院議員総会が了承し、事実上の解党という事態に陥るなかで、立憲野党と市民の間に激震が走りました。
こうしたなかで行われた街頭宣伝です。
現地に行くと、民進党の村上裕子市議がいました。この間、何度も街頭からともに訴えた村上市議。もし村上市議がいたら、真っ先に駆け寄ろうと心に決めていました。
「ご迷惑をかけて・・」。恐縮した表情でお詫びをされました。
「まったく私たちには知らされていませんでした。希望の党に行くわけにはいきません」。お話を聞いて、込み上げるものがありました。
もちろん、民進党の変節は断じて許されません。希望の党に合流(実際は吸収・合併)するということは、自民党の補完勢力に成り下がるということです。
何より、市民のみなさんを裏切り、国政選挙でのできる限りの協力や安保法制を廃止して立憲主義を回復するという4野党の合意を一方的に投げ捨てるもの。日本の政治にとって大きな逆流です。
付言すれば、トップの一声で方針が180度変わってしまう組織のあり方も理解できるものではありません。
しかし一方で、民進党の多くの地方議員や党員、サポーターも悩んでいます。村上市議のように、批判を覚悟で私たちの前に出てきてくれる人もいる。この人たちを切り捨てるようなことはできません。
私が「(前原さんは)現場のことをまったく理解していませんね。これからも一緒に頑張りましょう」と話すと、村上市議は「私の居場所はここ(市民と野党の共闘)です」と応じ、固く握手を交わしました。
もう一人、お話ししたい人がいました。私と同じく、衆院道1区で民進党から立候補を予定していた道下大樹さんです。残念ながら、道下さんはその場にいませんでした。私は訴えのなかでメッセージを残すことにしました。
「これまで安保法制や共謀罪の廃止のために、一緒に運動に取り組んできました」「希望の党に魂を売ってはいけない。あなたが一人ででも出るというのなら、多くの市民が応援してくれるでしょう。市民と野党の共闘の大道を歩みましょう」
参加者から拍手が起こりました。すると、間もなくして、道下さんが駆け付けマイクを握りました。
道下さんは、希望の党に公認申請をすると報じた新聞記事を否定し、「まだ未定です」と言及。「中央がどうであれ、北海道は北海道。4党で話し合い、みなさんと行動してきたことを大事にして決めたい」と話しました。
これまでの運動の積み重ねは、ここにもまだ生きていました。
スピーチでは、日本共産党と選挙区での候補者一本化で合意した社民党の代表のほか、自由党、新社会党の代表や弁護士、若者もそれぞれ力強く訴えました。日本共産党からは小形香織市議も参加しました。
市民と野党の共闘こそ、日本の未来の希望です。市民と野党が紡いできた絆を、一夜の密談で壊すことなどできません。
これまでも、これからも市民と野党の共闘を揺るがず貫くとともに、この共闘を必ず成功させるために日本共産党へのご支援を心から呼びかけます。
連日、大車輪で活動。明日も中央区、西区、南区と分刻みの行動で、「さぁ、気合いを入れて」と意気込んでいたら、息子が発熱。今晩は熟睡できそうにありません。体調に留意しながら、投票日まで全速力で駆け抜けます。
[6回]
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