先日、事務所で慌ただしく過ごしていると、一本の電話が入りました。白石区の道議予定候補、伊藤りち子さんからでした。
「誰に相談しようかと思ったのですが、中央区に森さんがいるなと思って」
相談の内容は深刻でした。中央区に住む一人暮らしの80代男性が、持病の薬を投与できなくなり、家で動けなくなっているというのです。
事務所のスタッフとご自宅へ急行。ガラス窓がはめられていない玄関の引き戸を開けると、顔色の悪い男性の姿が見えました。聞くと、2週間食事がとれていないというのです。勤医協札幌病院に電話して事情を伝えると、受け入れてくれることになりました。
心配そうに様子を伺っていたのは、近所に住む90代の女性です。
「私も楽ではないけれど、ときどき食べ物を届けているんですよ。困ったときは言いなさいって言っているのに。頼みづらいのかね…」
男性を病院に送り届けて診察へ。無料・低額診療も適用され、命をつなぐことができましたが、退院後の生活支援も必要です。
前出の女性は、私たちが共産党だと伝えると、「本当に良かった。助けてくれるところもあるんだね」と安堵の表情を浮かべました。
人々の支え合いは大切ですが、公助こそ重要だと実感した出来事です。
[2回]
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