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もりもりジャーナル

日本共産党道政・政策委員長の 森つねと です。 私は「しんぶん赤旗」の記者として全道を駆け回り、懸命に生きる道民のみなさんの声を聞いてきました。 その頑張りを踏みにじる政治に、悔しさと怒りが込み上げます。 私、森つねとは、あなたの願いをまっすぐ道政に届けるために全力を尽くします。戦争する国づくりを許さない!泊原発を再稼働するな!

   

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それでも憲法は輝いている――HBC『今日ドキッ!』で憲法記念日の活動が紹介されました!

5月3日は憲法記念日でした。1947年5月3日に施行されて以来、69回目となります。

札幌では「安保関連法廃止&守ろう憲法集会」が行われ、1200人が参加しました。道平和運動フォーラムと道憲法共同センターの両団体が初めて共同で取り組んだもの。私も紙智子参院議員、畠山和也衆院議員らと参加し、その後、北区で街頭から訴えました。この様子はHBCの『今日ドキッ!』で放映されました。



今年の憲法記念日はとりわけ重みがありました。戦争法が施行されて初めての憲法記念日です。

自国を守ることとは何ら関係なく、先制攻撃となる集団的自衛権の行使をはじめ、「戦闘地域」での“後方支援”(兵たん活動)、戦乱が続く地域での治安活動、米軍防護の武器使用――どれも明らかに、憲法違反です。

そもそも憲法は、私たち国民のためのものです。権力者が暴走し、基本的人権を侵すことのないよう、国民が権力者に縛りをかけているのが日本国憲法。この憲法を無視して暴走しだした安倍政権は、独裁政治の始まりです。だからこそ、戦争法をめぐって、史上空前の運動が広がり、「戦争法廃止を求める2000万人統一署名」に署名した国民は、短期間で1,200万人を超えました。



こうしたなかで安倍政権は、憲法そのものを変えることに執念を持ち続けています。国民のたたかいがこれほど広がっているのに、それを無視するなんて許せない――。と、考えるのは早合点かもしれません。国民のたたかいが戦争法の発動をくい止め、憲法が戦争法の防波堤になっています。

実際、陸上自衛隊北部方面隊の第7師団(北海道千歳市)が今月下旬から順次、南スーダンに派遣されますが、「駆け付け警護」などの戦争法による新しい任務は、参議院選挙後に見送られる予定です。

そもそも憲法は戦争することを想定していないため、国民を戦争に動員するためには、さまざまな制約がつきまといます。

例えば、自衛隊が海外で戦闘行為を行い、「殺し殺される」場面に遭遇して自衛隊員が逃亡したとしても、彼らを裁くことはできません。自衛隊は軍隊と認められていないことから、軍法も軍法会議もないからです。かつて、自民党の石破茂氏は、自民党改憲草案での条項を引き合いに、国防軍の命令に従わない場合は軍法会議で「死刑」にすると発言したことがありますが、今の憲法ではそのようなことはできません。

さらに、憲法で緊急事態の規定がないため、日本が対テロ攻撃の後方支援に参加して国内でテロが起こったとき、「テロも戦争も許さない」と声を上げることが可能です。国民を抑圧した戦前の教訓から、言論・表現の自由を憲法が保障しているからです。国民を口封じするためには、自民党の改憲草案にあるように、「公益及び公の秩序」を理由に基本的人権を縛ることが必要になります。



これまで政府は、自衛隊は「わが国の自衛のための必要最小限度の実力組織であって、憲法9条2項が禁ずる戦力にあたらない」との見解でした。この政府解釈は、安倍政権も維持しています。そのため、戦争法では、他国の戦争が日本の存立を脅かす場合のみにのみ集団的自衛権を行使できるという「限定行使論」を採用せざるを得ませんでした。集団的自衛権の行使だけでなく、武力行使を目的にした海外派兵や武力行使を伴う国連軍への参加も許されません。

戦争法を発動したとしても、さまざまな制約があり、あらゆる戦争に参加し、国民を動員するには依然として障害が多い――。このことに危機感を持つ安倍政権が、いよいよ憲法そのものに手を付けざるを得なくなったというのが真相だと思います。憲法は安倍政権によってボロボロにされながらも、今でも輝いています。

あらゆる制約を取り払い、海外派兵、集団的自衛権、国連軍への参加を解禁し、無条件で海外での武力行使を可能にするのが、自民党改憲草案での憲法9条2項(戦力の不保持、交戦権の否認)の削除です。自衛隊を「国防軍」として明記するだけにとどまりません。



すでに国民は、このことに気付いています。NHKの世論調査(2日発表)では、憲法改正が「必要ない」が31%(2013年は16%)で、「必要ある」(27%、2013年は42%)を上回りました。改憲派のねらいは「海外で戦争する国づくり」にあると、国民は見抜き始めている。

日本と世界の平和を実現するうえで、憲法9条の価値は計り知れません。さらに、平和的条項だけでなく、世界のなかでも豊かで先進的な人権条項を持っているのが日本国憲法です。憲法が国づくりの土台として位置づけば、暮らしはもっと豊かになるし、日本経済も本来もっている力を発揮して発展することが可能になります。

日本共産党は「憲法の全条項を守り、平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」ことを綱領で掲げている政党です。この党が伸びれば、安倍政権による改憲のたくらみを許さない力になるだけでなく、戦争法廃止、立憲主義回復のための野党共闘を強める力にもなります。



1日は「第87回メーデー北海道集会」に参加。みなさんと交流し、働く人たちの権利と平和が守られる新しい政治をつくる決意をあらたにしました。会場には5区補選をたたかった池田真紀さんの姿も。明日からも元気いっぱい駆け抜けます!

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プロフィール

HN:
森つねと
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/01/20
職業:
道政・政策委員長
自己紹介:
1978年 札幌市白石区生まれ
1990年 東川下小学校卒業
1993年 北都中学校卒業
1996年 北広島西高校卒業
2000年
北海道東海大学 国際文化学部卒業。白石区で共同学童保育所の指導員
2001年
日本共産党北海道委員会 青年・学生部
2010年 「しんぶん赤旗」記者
2012年
衆院道小選挙区3区候補者
2013年
参院道選挙区候補者
2015年
道議会白石区選挙区候補者
2016年
参院道選挙区候補者
2017年
衆院道小選挙区1区予定候補者(野党共闘のため立候補を辞退)
2019年
道議会中央区選挙区候補者
2023年
道議会中央区選挙区予定候補者

日本民主青年同盟道常任委員、原発問題全道連絡会理事を歴任。
 
家族:妻、子(7歳)

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