北海道の最低賃金は現在、時給719円。
「これではまともな暮らしができない」というのが、パートやアルバイトで働くみなさんの切実な声です。
今年度の最低賃金について、中央最低審議会が引き上げ額の「目安」を出しました。
その額、全国平均でわずか14円、北海道も11円~22円。働く人々の願いとは大きくかけ離れています。
現在、この「目安」をもとに、北海道地方最低賃金審議会が最低賃金額について審議を行っていますが、中央の「目安」にとらわれず、大幅な引き上げが求められます。
この件で今日、真下紀子道議、武藤孝司党道労働部長とともに、道労働局を訪れ要請しました。
北海道の最低賃金は、生活保護費にも満たない異常な低さです。
道外の10都府県も、生活保護費以下の最低賃金にとどまっていますが、中央の「目安」通りとなれば、この「逆転現象」は解消される見込みです。
北海道は22円以上の引き上げが行われなければ、生活保護費との「逆転現象」は解消されません。
私は、安定して働けれる仕事がなく、道外へ出て働く友人の実態も紹介しながら、「時給1000円にしても、年収200万に満たない状況です。少なくとも、生活保護費との『逆転現象』は今回、解消すべき」だとのべました。
真下道議も「(パート・アルバイトの人たちは)この最低賃金でがまんしているのが実態だ」「生活保護費よりも賃金が低いのであれば、働く意欲が失われてしまう」と訴え、国が中小企業支援を強めることと一体に、最低賃金の大幅な引き上げを求めました。
道労働局の担当者からは「最低レベルの生活を保障しているのが生活保護制度で、(最低賃金が)生活保護費以下というのは良い状況ではない」「(このような要請は)勇気づけられる」と、響きあう回答が寄せられました。
人間らしく働ける社会にするためにも、まともな経済の発展のためにも、一緒に声を上げて、最低賃金の大幅アップを勝ち取りましょう!
(8月19日付けのフェイスブックより)
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