北海道胆振東部地震から1カ月が経ちました。余震が続くなか、多くの道民はいつ起こるかわからない次の大地震への備えを模索しています。
こうしたなかで3日、北海道難病連の代表理事が同センターで講演し、難病患者のための福祉避難所の設置を求めました。
オストメイト(人工肛門・膀胱保有者)用のトイレなどを完備した宿泊施設も併設する道難病センター。地震発生当時、難病患者ら12人が宿泊していました。自身も難病患者である代表理事は、発災直後から宿泊者を激励し続けました。
停電による断水や食料不足でやむなく宿泊者の避難を決断しますが、道や札幌市が示した避難先は小学校。難病患者が安心して過ごせる場所ではありませんでした。
「難病と障害を持つ仲間たちを誰一人取り残したくない」。代表理事は今、道難病センターを難病福祉避難所として公表することを札幌市に提起していますが、「人が殺到する」との理由で認めず、代替案も示されません。北海道は可とする対応ですが、当事者としての責任感を感じません。
すべての人が、どんな状況でも尊厳を持って生きられる社会へ、憲法の精神に沿った防災対策を急ぎたい。
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