後援会員のお宅を日中訪ねると、ときどき若者が応対してくれるときがあります。同世代、もしくは私より少し若い人と話ができることは嬉しい反面、「今日は休みなのかな」「それとも、仕事がないのだろうか・・」と気になってしまいます。表情が暗いとなおのことです。
若者の完全失業率は八%を超え、全世代の倍。二人に一人は非正規雇用という実態は、若者の未来に暗い影を落としています。
第三回北海道青年フェスタ(同実行委員会主催)が一〇月二八日、札幌で開かれました。北は稚内市から南は北斗市まで全道から約五〇人の若者が参加、「人間らしく働きたい」「高い学費を下げてほしい」「原発のない日本を」と切実な願いを交流しました。
二〇代の女性は以前、市内大手ホテルの正社員でした。「十二時間働いても休憩は五分でした。深夜一二時まで働き、三時間寝てまた会社に戻ったときも。タイムカードはありませんでした」。会社にタイムカード導入を求めた社員は九州に転属され、泣き寝入りの状況だったといいます。「奨学金の返済が大変です」と話すのは、病院事務の二〇代の女性。私大に通っていたこの女性は奨学金を毎月約三万円ずつ返済しています。「給付制の奨学金があれば。せめて無利子の奨学金を増やしてほしい」。
参加者は真剣に耳を傾け、「みんな同じように苦しんでいる」と共感し合いました。集会終了後はパレードです。「休みをください」「原発いらない」などとコール。私は「若者に安定した仕事を」と掲げて歩きました。若い女性が飛び入りで参加。この輪を広げていきたい。
[7回]
PR
http://morimori.blog-mmo.com/%E3%82%82%E3%82%8A%E3%82%82%E3%82%8A%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB/%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%8C%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92若者が大切にされる社会を
COMMENT