今朝の「しんぶん赤旗」を開いて、震えました。世界中を飛び回って活動する、伝説のハードコア・パンク・バンド 「SLANG」のボーカル・KO(コー)さんが激励のメッセージを寄せてくれたのです。私が人として心から尊敬し、親しみを感じる一人です。最後まで全身全霊を傾けて訴え抜き、勝利をもって必ず報いたいと思います。
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森くんと出会ったのは道庁前の反原発抗議を始めた頃。俺は最初の呼びかけ人だったから、いろいろな方面から声をかけてもらった。けど俺は簡単には政党関係者やメディア関係者には心を開かないタイプなので、森くんへの態度も素っ気ないものだったと思う。
その頃の俺は、政党や政治家そのものをまったく信用していなかったし、それは、世間から向けられてきた自分への偏見のまなざしを極端に毛嫌いして生きてきたこととも関係あるとは思う。
森くんには何度も何度も道庁前抗議で会った。毎回必ず俺に声をかけてくれた。「森くん、共産党について話が聞きたい」。そう誘ったら森くんはそのあと何時間も俺に付き合ってくれて、共産党についての俺の疑問に熱心に答えてくれた。その時に一緒にいた友人なんかものすごい失礼な態度をとったにもかかわらず、森くんは彼にも真摯(しんし)な姿勢で切々と答えてくれた。
俺は森くんの説明のすべてを受け入れてたわけではなかった。けど森くんのことは受け入れられた。自分が生きてきた世界には居ないタイプ。愚直なまでに真摯な姿勢でいながらにしてしなやか。その柔らかさの中に強靭(きょうじん)な、なにか自分には持ち合わせていないものを感じた。だから素直に尊敬できたんだと思う。いつの間にか俺は森くんに会うのが楽しみになってた。
森くんのおかげで俺は初めて共産党のホームページにアクセスしたし、綱領も何度も読んだ。政府に対し疑問に思ってたことを共産党のホームページで検索したら、まず見つからない記事はなかった。
気づいたらすっかり森くんに気を許すようになってた。畠山和也現衆院議員を支持するようになったきっかけも、まだ当時「しんぶん赤旗」の記者だった森くんとの出会いがきっかけだった。今では俺の中で森くんは〝歩く共産党の綱領〟みたいな存在だ。
(「しんぶん赤旗」2016年7月7日付。渋谷和也氏撮影)
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