夜の帳(とばり)に包まれるなか、街頭演説は続きます。ときおり冷たい風が頬を刺すと、気が引き締まります。
厳しい気象条件とは対照的に、有権者との心の交流は温かい。夕刻は保育園に子どもを迎えに来る父母の姿も見られます。息子と同じくらいの年齢の子どもたちが興味深そうに私を見つめると、声をかけずにはいられません。
「あっ、鬼のお面だね。豆まきしたのかい?」「そうだよ。頑張ってね~」「ありがとう」。そんなやりとりを見て、子どもと手を繋ぐお母さんが微笑みます。私の手も繋がった気がしました。
子どもは社会の宝です。一方で、子どもを取り巻く環境はとても厳しい。
道内の子どもの貧困率は19・7%と、全国で5番目に高いという調査結果もあります。党道議団の提案もあって実現された「子どもの生活実態調査」では、20・5%が「家族が必要とする食料を買えなかった」と回答。17%が病院の受診を断念した経験を持っています。
中学卒業までの子ども医療費の無料化拡大や、多子世帯の子どもについて国保の均等割を免除すること、道独自の給付型奨学金制度の創設など、子どもの貧困打開へ手を繋ぎましょう。
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