コンビニやスーパーでアルバイト募集の掲示を見かけますが、圧倒的に多いのが「時給810円」。北海道の最低賃金です。
先月下旬、日本共産党道委員会、道議団とともに道労働局と道地方最低賃金審議会に対し、最低賃金の大幅な引き上げを求める要請を行いました。
要請に先立ち、大手コンビニチェーン店で働く青年から話を聞きました。真面目な青年で責任ある仕事も任されていますが、時給は810円。暮らしに余裕はなく、食費を切り詰めることもあるといいます。「せめて1000円になれば」という切実な青年の声を、要請でも紹介しました。
フルタイムで働いても、時給810円では年収150万円にしかなりません。一方、道労連が行った最低生計費調査では、年額270万円が必要(札幌市の男性単身)で、時給に換算すると1500円。このギャップが青年の生きづらさとなり、首都圏への人口流出や結婚、子育ての妨げとなり、少子化の要因にもなっています。
私は「最低賃金は非正規で働く人の命綱です。時給1500円をめざし、大幅な引き上げを」と求めました。「人たるに値する生活」(労働基準法第1条)を保障することこそ、必要な働き方「改革」です。
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