北海道胆振東部地震から2週間が経過しようとしています。多くの市民の暮らしは落ち着きを取り戻しつつありますが、道内全域が停電した「ブラックアウト」の余波が広がっています。
道内最大の歓楽街・すすきのでは、飲食店の予約キャンセルが相次いでいます。景気悪化と働く人の収入減で近年、集客が落ち込んでいますが、観光客の激減で営業継続に不安を抱く店も出始めています。道は道内の宿泊キャンセルはのべ94万人、観光全体の影響額は292億円にのぼると推計を発表しました。
電気は「命綱」です。長引く停電で、人工呼吸器を必要とする患者や透析患者らの命が危険にさらされました。
こうした事態に、一部の大手メディアなどで「泊原発が動いていれば、ブラックアウトは起きなかった」との論調がありますが、事実は真逆です。
政府も北電も、泊原発の再稼働をもくろむなかで、停電のリスクを認識しながら、地震で緊急停止した苫東厚真発電所に依拠し続けてきたことがブラックアウトの原因です。
地震は避けられませんが、ブラックアウトは避けられました。泊原発の再稼働はきっぱり断念し、地産地消の発電に転換することを強く求めます。
[1回]
PR
http://morimori.blog-mmo.com/%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%84%E5%A3%B0/%E4%BA%BA%E7%81%BD%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B人災ではないのか
COMMENT